ASP.NET MVC コントロールヘルプ
Event クラス
ファイル
wijmo.js
モジュール
wijmo

イベントを表します。

Wijmoのイベントは.NETのイベントに似ています。どのクラスでも、フィールドとして宣言することによってイベントを定義できます。クラスでイベントをサブスクライブするには、イベントのaddHandler メソッドを使用し、アンサブスクライブするには、removeHandler メソッドを使用します。

Wijmoのイベントハンドラは、senderargsの2つのパラメーターをとります。 最初のパラメータは、イベントを発生させたオブジェクトです。2番目のパラメータは、イベントパラメータを含むオブジェクトです。

イベントを定義するクラスは、イベントごとにイベントを発生させるon[EVENTNAME]メソッドがあるという.NETのパターンに従います。このパターンに従うと、派生クラスでon[EVENTNAME]メソッドをオーバーライドして、基本クラスがそのイベントを発生させる前または後にイベントを処理できます。 派生クラスでは、基本クラスの実装を呼び出さないようにすることで、イベントを抑止することもできます。

たとえば、次のTypeScriptコードは、コントロールのonValueChangedイベントをオーバーライドして、 valueChangedイベントが発生する前後に何らかの処理を実行します。

// 基本クラスをオーバーライドします
onValueChanged(e: EventArgs) {

  // イベントが発生する前に何らかのコードを実行します
  console.log('about to fire valueChanged');

  // オプションで、基本クラスを呼び出してイベントを発生させます
  super.onValueChanged(e);

  // イベントが発生した後に何らかのコードを実行します
  console.log('valueChanged event just fired');
}

コンストラクタ

プロパティ

メソッド

コンストラクタ

constructor

constructor(handlersChanged?: Function): Event

Eventの新しいインスタンスを初期化します。

パラメーター
戻り値
イベント

プロパティ

handlerCount

このイベントに追加されたハンドラの数を取得します。

number

hasHandlers

このイベントがハンドラを持つかどうかを示す値を取得します。

boolean

メソッド

addHandler

addHandler(handler: IEventHandler, self?: any): void

このイベントにハンドラを追加します。

パラメーター
  • handler: IEventHandler

    Function invoked when the event is raised.

  • self: any Optional

    Object that defines the event handler (accessible as 'this' from the handler code).

戻り値
void

raise

raise(sender: any, args?: EventArgs): void

このイベントを発生させます。これにより、関連付けられたすべてのハンドラが呼び出されます。

パラメーター
  • sender: any

    Source object.

  • args: EventArgs Optional

    Event parameters.

戻り値
void

removeAllHandlers

removeAllHandlers(): void

このイベントに関連付けられたすべてのハンドラを削除します。

戻り値
void

removeHandler

removeHandler(handler: IEventHandler, self?: any): void

このイベントからハンドラを削除します。

パラメーター
  • handler: IEventHandler

    Function invoked when the event is raised.

  • self: any Optional

    Object that owns the event handler (accessible as 'this' from the handler code).

戻り値
void