ASP.NET MVC コントロールヘルプ
GroupPanel クラス
ファイル
wijmo.grid.grouppanel.js
モジュール
wijmo.grid.grouppanel
基本クラス
Control
Show
   

GroupPanel コントロールは、バインドされたFlexGrid コントロールでドラッグ&ドロップによってグループを編集できるUIを提供します。

ユーザーは FlexGrid の列をパネルにドラッグしてグループを作成し、 パネル内でグループを移動してグループ化の順序を変更できます。また、パネルのグループマーカーをクリックして、 グループ列を基準にソートしたり、グループを削除したりすることもできます。

GroupPanel を使用するには、FlexGrid コントロールを含むページにGroupPanelを追加し、パネルのgrid プロパティをFlexGrid コントロールに設定します。

```typescript import { FlexGrid } from '@grapecity/wijmo.grid'; import { GroupPanel } from '@grapecity/wijmo.grid.grouppanel';

// FlexGridを作成します let theGrid = new FlexGrid('#theGrid', { itemsSource: getData(); });

// GroupPanelを追加して、データグループを編集します let thePanel = new GroupPanel('#thePanel', { grid: theGrid, placeholder: 'Drag columns here to create Groups.' }); ```

次の例では、GroupPanel コントロールを使用してOutlookスタイルの グループ化をFlexGrid コントロールに追加する方法を示しています。

{@sample Grid/Grouping/GroupPanel/purejs デモ}

コンストラクタ

プロパティ

メソッド

イベント

コンストラクタ

constructor

constructor(element: any, options?: any): GroupPanel

GroupPanelクラスの新しいインスタンスを初期化します。

パラメーター
戻り値
GroupPanel

プロパティ

collectionView

このGroupPanelによってグループが管理されているICollectionViewを取得します。

ICollectionView

Static controlTemplate

GroupPanelコントロールのインスタンス化に使用されるテンプレートを取得または設定します。

any

filter

グリッドデータのフィルタリングに使用するFlexGridFilter を取得または設定します。

このプロパティを有効なフィルタに設定すると、グループ記述子は グループに関連付けられているフィルタ条件を表示および編集するために 使用できるフィルタアイコンを表示します。

FlexGridFilter

grid

この GroupPanel に接続している FlexGrid を取得または設定します。

グリッドをパネルに接続すると、グリッドのデータソースで定義されているグループがパネルに表示されます。 ユーザーはグリッド列をパネルにドラッグして新しいグループを作成できます。 また、パネル内でグループをドラッグしてグループ化の順序を変更したり、 パネルの項目を削除することによってグループを削除することもできます。

FlexGrid

groupDescriptionCreator

ユーザーが列をグループにドラッグしたときにグループの説明を作成するために使用されるGroupDescription作成関数を取得または設定します。

たとえば、次のコードは、日付を年ごとにグループ化するgroupDescriptionCreator関数を定義します。

```typescript thePanel.groupDescriptionCreator = (prop: string) => { switch (prop) { case 'date': return new PropertyGroupDescription(prop, (item, prop) => { return Globalize.formatDate(item[prop], 'yyyy'); }); case 'sales': return new PropertyGroupDescription(prop, (item, prop) => { let value = item[prop]; if (value > 50000) return 'High'; if (value > 25000) return 'Medium'; return 'Low'; }); } return null; // デフォルト } ```

IGroupDescriptionCreator

hideGroupedColumns

グループ化列をオーナーグリッドで非表示にするかどうかを示す値を取得または設定します。

FlexGrid では行ヘッダにグループ化情報が表示されるので、グループ化列を表示したままにすると情報が重複するため、通常はグループ化列を非表示にすることを推奨します。

このプロパティのデフォルト値は**true**です。

boolean

hostElement

コントロールをホストしているDOM要素を取得します。

継承元
Control
HTMLElement

isDisabled

コントロールが無効かどうかを判定する値を取得または設定します。

無効化されたコントロールは、マウスイベントやキーボードイベントを取得できません。

継承元
Control
boolean

isTouching

現在、コントロールがタッチイベントを処理しているかどうかを示す値を取得します。

継承元
Control
boolean

isUpdating

コントロールが現在更新中かどうかを示す値を取得します。

継承元
Control
boolean

maxGroups

許可されるグループの最大数を取得または設定します。

このプロパティを-1に設定すると、必要なグループを作成できます。 ゼロに設定すると、グループ化を行うことがができません。

このプロパティのデフォルト値は**6**です。

number

placeholder

グループがないときにコントロールに表示する文字列を取得または設定します。

このプロパティのデフォルト値はnullです。これにより、コントロールでは、プレースホルダーとして「「グループを作成するにはここに列をドラッグアンドドロップしてください。(Drag and Drop columns here to create groups.)」というローカライズされたバージョンの文字列が使用されます。

このプロパティを必要に応じてカスタム文字列に設定するか、 空の文字列に設定してプレースホルダーメッセージを削除するか、 nullに設定してデフォルトのメッセージを復元します。

string

rightToLeft

要素内のコントロールを右から左のレイアウトでホストするかどうかを示す値を取得します。

継承元
Control
boolean

showDragGlyphs

コントロールがグループマーカーの要素にドラッググリフを 追加するかどうかを決定する値を取得または設定します。

このプロパティのデフォルト値は**true**です。

boolean

tabOrder

Gets or sets a value of the **tabindex** attribute associated with the control.

**tabindex** attribute value can be defined statically for a Wijmo control by specifying it on the control's host HTML element. But this value can't be changed later during application lifecycle, because Wijmo controls have complex structure, and the control may need to propagate this attribute value to its internal element to work properly.

Because of this, to read or change control's **tabindex** dynamically, you should do it using this property.

継承元
Control
number

メソッド

addEventListener

addEventListener(target: EventTarget, type: string, fn: any, capture?: boolean, passive?: boolean): void

このControl が所有する要素にイベントリスナーを追加します。

コントロールは、アタッチされているリスナーとそのハンドラのリストを保持し、コントロールが破棄されているときにそれらを簡単に削除すること ができます(disposeremoveEventListener メソッドを参照してください)。

イベントリスナーを削除しないと、メモリリークが発生する可能があります。

デフォルトでは passive パラメータはfalseに設定されています。これはイベントハンドラが event.preventDefault() を呼び出すことを意味します。タッチイベントまたはマウスホイールイベントにpassiveハンドラを追加する場合は、このパラメータをtrueに設定するとアプリケーションのパフォーマンスが向上します。

passive イベントリスナーの詳細については、「<a target="_blank" href="https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/EventTarget/addEventListener#Improving_scrolling_performance_with_passive_listeners">Improving scrolling performance with passive listeners</a>」を参考してください。

パラメーター
  • target: EventTarget

    Target element for the event.

  • type: string

    String that specifies the event.

  • fn: any

    Function to execute when the event occurs.

  • capture: boolean Optional

    Whether the listener should be handled by the control before it is handled by the target element.

  • passive: boolean Optional

    Indicates that the handler will never call preventDefault().

継承元
Control
戻り値
void

applyTemplate

applyTemplate(classNames: string, template: string, parts: Object, namePart?: string): HTMLElement

コントロールの新しいインスタンスにテンプレートを適用し、ルート要素を返します。

このメソッドはテンプレート化されたコントロールのコンストラクターによって呼び出される必要があります。テンプレートのパーツを対応するコントロールメンバにバインドする役割を持ちます。

以下のサンプルコードは、InputNumber コントロールのインスタンスにテンプレートを適用します。 このテンプレートには、'wj-part'属性が'input'、'btn-inc'、および'btn-dec'に設定された要素を含める必要があります。 コントロールのメンバである'_tbx'、'_btnUp'、'_btnDn'には、これらの要素への参照が割り当てられます。

```typescript this.applyTemplate('wj-control wj-inputnumber', templateString, { _tbx: 'input', _btnUp: 'btn-inc', _btnDn: 'btn-dec' }, 'input'); ``````

パラメーター
  • classNames: string

    Names of classes to add to the control's host element.

  • template: string

    An HTML string that defines the control template.

  • parts: Object

    A dictionary of part variables and their names.

  • namePart: string Optional

    Name of the part to be named after the host element. This determines how the control submits data when used in forms.

継承元
Control
戻り値
HTMLElement

beginUpdate

beginUpdate(): void

次に endUpdate が呼び出されるまで通知を中断します。

継承元
Control
戻り値
void

containsFocus

containsFocus(): boolean

このコントロールにフォーカスのある要素が含まれているかどうかをチェックします。

継承元
Control
戻り値
boolean

deferUpdate

deferUpdate(fn: Function): void

beginUpdate/endUpdateブロック内で関数を実行します。

この関数の実行が完了するまでコントロールは更新されません。 このメソッドは、関数が例外を生成した場合でもendUpdate が呼び出されるようにします。

パラメーター
継承元
Control
戻り値
void

dispose

dispose(): void

ホスト要素との関連付けを解除することによってコントロールを破棄します。

dispose メソッドは、addEventListener メソッドによって追加されたイベントリスナーを自動的に削除します。

コントロールを動的に作成および削除するアプリケーションでは、dispose メソッドを呼び出すことが重要です。コントロールを破棄しないと、メモリリークが発生する可能があります。

継承元
Control
戻り値
void

Static disposeAll

disposeAll(e?: HTMLElement): void

HTML要素に含まれるすべてのWijmoコントロールを破棄します。

パラメーター
継承元
Control
戻り値
void

endUpdate

endUpdate(): void

beginUpdate の呼び出しによって中断された通知を再開します。

継承元
Control
戻り値
void

focus

focus(): void

このコントロールにフォーカスを設定します。

継承元
Control
戻り値
void

Static getControl

getControl(element: any): Control

指定したDOM要素でホストされているコントロールを取得します。

パラメーター
  • element: any

    The DOM element that hosts the control, or a CSS selector for the host element (e.g. '#theCtrl').

継承元
Control
戻り値
Control

getTemplate

getTemplate(): string

コントロールのインスタンスの作成に使用されたHTMLテンプレートを取得します。

このメソッドは、クラス階層をさかのぼってコントロールのテンプレートを指定する最も近い祖先を探します。 たとえば、ComboBox コントロールのプロトタイプを指定した場合、 そのプロトタイプによってDropDown 基本クラスで定義されたテンプレートがオーバーライドされます。

継承元
Control
戻り値
string

hitTest

hitTest(e: MouseEvent | Element): GroupDescription

指定されたマウス位置で、または指定されたHTML要素で表されるGroupDescriptionを取得します。

パラメーター
  • e: MouseEvent | Element

    Element to test.

戻り値
GroupDescription

initialize

initialize(options: any): void

指定したオブジェクトからプロパティをコピーしてコントロールを初期化します。

このメソッドを使用すると、各プロパティの値をコードで設定する代わりにプレーンなデータオブジェクトを使用してコントロールを初期化できます。

例:

```typescript grid.initialize({ itemsSource: myList, autoGenerateColumns: false, columns: [ { binding: 'id', header: 'Code', width: 130 }, { binding: 'name', header: 'Name', width: 60 } ] });

// 以下と同等です。 grid.itemsSource = myList; grid.autoGenerateColumns = false; // など ```

初期化データは適用時に型チェックされます。初期化オブジェクトに不明なプロパティ名または無効なデータ型が含まれている場合、このメソッドは例外をスローします。

パラメーター
  • options: any

    Object that contains the initialization data.

継承元
Control
戻り値
void

invalidate

invalidate(fullUpdate?: boolean): void

非同期更新を発生させるため、コントロールを無効にします。

パラメーター
  • fullUpdate: boolean Optional

    Whether to update the control layout as well as the content.

継承元
Control
戻り値
void

Static invalidateAll

invalidateAll(e?: HTMLElement): void

指定したHTML要素に含まれるすべてのWijmoコントロールを無効化します。

このメソッドは、コントロールの表示状態やサイズを変更する動的なパネルをアプリケーションで使用している場合に使用します。たとえば、スプリッタ、アコーディオン、およびタブコントロールは通常、その中の要素の表示状態を変更します。この場合、その要素に含まれるコントロールに通知しないと、それらのコントロールが適切に機能しなくなる可能性があります。

これが起こる場合は、動的コンテナーで適切なイベントを処理し、invalidateAllメソッドを呼び出してコンテナー内のWijmoコントロールのレイアウト情報が適切に更新されるようにする必要があります。

パラメーター
  • e: HTMLElement Optional

    Container element. If set to null, all Wijmo controls on the page will be invalidated.

継承元
Control
戻り値
void

onGotFocus

onGotFocus(e?: EventArgs): void

gotFocus イベントを発生させます。

パラメーター
継承元
Control
戻り値
void

onInvalidInput

onInvalidInput(e: CancelEventArgs): void

invalidInput イベントを発生させます。

イベントハンドラがイベントをキャンセルした場合、コントロールは無効な入力とフォーカスを保持します。

パラメーター
継承元
Control
戻り値
void

onLostFocus

onLostFocus(e?: EventArgs): void

lostFocus イベントを発生させます。

パラメーター
継承元
Control
戻り値
void

onRefreshed

onRefreshed(e?: EventArgs): void

refreshedイベントを発生させます。

パラメーター
継承元
Control
戻り値
void

onRefreshing

onRefreshing(e?: EventArgs): void

refreshingイベントを発生させます。

パラメーター
継承元
Control
戻り値
void

refresh

refresh(): void

パネルを更新して現在のグループを表示します。

戻り値
void

Static refreshAll

refreshAll(e?: HTMLElement): void

HTML要素で存在するすべてのWijmoコントロールを更新する。

コントロールが時間おいて更新される代わりに直ちに更新されること以外はinvalidateAll メソッドと同様です。

パラメーター
  • e: HTMLElement Optional

    Container element. If set to null, all Wijmo controls on the page will be invalidated.

継承元
Control
戻り値
void

removeEventListener

removeEventListener(target?: EventTarget, type?: string, fn?: any, capture?: boolean): number

このControl が所有する要素にアタッチされている1つまたは複数のイベントリスナーを解除します。

パラメーター
  • target: EventTarget Optional

    Target element for the event. If null, removes listeners attached to all targets.

  • type: string Optional

    String that specifies the event. If null, removes listeners attached to all events.

  • fn: any Optional

    Handler to remove. If null, removes all handlers.

  • capture: boolean Optional

    Whether the listener is capturing. If null, removes capturing and non-capturing listeners.

継承元
Control
戻り値
number

イベント

gotFocus

コントロールがフォーカスを取得したときに発生します。

継承元
Control
引数
EventArgs

invalidInput

無効な入力値が検出された場合に発生します。

ユーザーが適切な型に変換できない値、または有効な範囲外の値を入力または貼り付けると、無効な入力が発生する可能性があります。

イベントハンドラがイベントをキャンセルした場合、コントロールは無効なコンテンツとフォーカスを保持するため、ユーザーはエラーを修正できます。

イベントがキャンセルされない場合、コントロールは無効な入力を無視し、元のコンテンツを保持します。

継承元
Control
引数
CancelEventArgs

lostFocus

コントロールがフォーカスを失ったときに発生します。

継承元
Control
引数
EventArgs

refreshed

コントロールが内容を更新した後で発生します。

継承元
Control
引数
EventArgs

refreshing

コントロールが内容を更新する直前に発生します。

継承元
Control
引数
EventArgs