各種の標準エンコーディングタイプを使用し、(指定された)テキストに基づいて、C1でサポートされるスキャン可能なバーコードをオンザフライで作成します。これによって取得されたバーコードは、画像またはストリームとして保存できます。
たとえば、バーコードをPDFドキュメントまたはフォームで使用したいとします。この場合は、バーコード化するテキストとバーコードタイプを単純なクライアントアプリケーションを通して提供するだけで済みます。クライアントアプリケーションがGET要求をREST APIサービスに送ると、REST APIは応答として生成したバーコードを画像ストリームで返します。バーコードサービスでは、バーコードの画像をPNG、JPEG、BMP、GIF、またはTIFFの各画像形式で保存できます。取得したバーコード画像は、PDFや他のドキュメント、フォーム、データベース、IDカードなどに埋め込んだり使用することができます。
クライアントアプリケーションがHTTP要求メッセージをサービスにGET: http://[:port]/api/barcode として送信します。
目的のバーコード画像を生成するには、このサービスURLで各種のバーコードパラメータを指定する必要があります。以下の図解は、バーコードを生成するパラメータを指定した要求URLを示しています。
次の表は、バーコードパラメータと、それぞれでサポートされる値を示します。
バーコードパラメータ |
値 |
説明 |
Type |
PNG、JPEG、BMP、GIFF、TIFF | 生成するバーコード画像のファイルタイプを指定します。 |
Text |
エンコーディングタイプに依存します。詳細については、「サポートされるバーコードシンボル」を参照してください。 | バーコード画像にエンコードされるテキスト文字列を指定します。 |
CodeType |
「サポートされるバーコードシンボル」を参照してください。 | テキスト文字列から画像を生成するために、サポートされるすべてのエンコーディングタイプを指定します。 |
BackColor |
透過、白、黒、赤、緑、青、黄、オレンジ。 | 生成するバーコード画像の背景色を指定します。 |
ForeColor |
透過、白、黒、赤、緑、青、黄、オレンジ。 | サポートされるバーコード画像の前景色を指定します。 |
CaptionPosition |
上、下、なし | 生成したバーコード画像内でのバーコードのキャプションの位置を指定します。 |
CaptionAlignment |
左、中央、右 | 生成したバーコード画像内でのバーコードのキャプションの配置を指定します。 |
CheckSumEnabled |
True、False | バーコードに対してチェックサムを計算して、生成する画像に含めるかどうかを指定します。 |