C1Calendar には、以下のアクションが発生するときに C1Calendar を操作できるいくつかのクライアント側イベントが含まれます。
JavaScript などのクライアント側コードを使用すれば、Web サーバーへの時間のかかる情報送信を行わずに、Web ページに多くの機能を実装できるため、クライアント側コードを使用すると、Web サイトの効率が向上します。
C1Calendarコントロールは、実行時にアクションが発生したときに実行させる対応のクライアント側イベント(上記の表参照)を指定する以下の文字列プロパティを公開します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
OnClientAfterSelect | 日付が選択された後に発生します。 |
OnClientAfterSlide | 月ビューがスライドされた後に発生します。 |
OnClientBeforeSelect | 日付が選択される前に発生します。 |
OnClientBeforeSlide | 月ビューがスライドされる前に発生します。 |
OnClientCustomizeDate | 日のセルのコンテンツ、スタイルと属性をカスタマイズするためのコールバック関数です。 |
OnClientSelectedDatesChanged | 選択した日のコレクションが変更される前に発生します。 |
これらのイベントは、クライアント側で対話性を実現する際に便利です。これらのイベントを利用すれば、ユーザーとC1Calendarの対話方法を制御することによって、C1Calendar の制御を強化できます。
これらのイベントを処理するには、Web フォームのソースページに JavaScript 関数を追加し、コントロールにC1Calendarクライアント側イベントに応答してこれらの関数を呼び出させる必要があります。
上記の表にリストされたサーバー側プロパティを使用して、特定のクライアント側イベントに反応する JavaScript 関数の名前を指定できます。たとえば、「AfterSelect」関数を割り当てて、カレンダーが閉じたときにカレンダーに応答させるには、OnClientAfterSelect プロパティを「AfterSelect」に設定します。