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計算されたスタイルプロパティ
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Reports for WinForms の 2009 v3 リリースでは、計算されたスタイルプロパティへのサポートが追加されました。各スタイルプロパティに、「Expr」が付加された同じ名前で文字列が一致するプロパティが追加されました。たとえば、BackColorExprTextColorExpr プロパティが BackColorTextColor プロパティに一致するというように、すべてのプロパティで続きます。

複合プロパティのサブプロパティ(ImageAlignBorders など)も、式が一致するサブプロパティを持ちます。たとえば、 LeftExpr プロパティは Left プロパティに一致するというように続きます。

スタイル式

次のオブジェクトはスタイル式内で使用できます。

変換型

ページ参照

以下は、ページ参照に関連する重要な注記です。スタイル式は現在のページを参照できます。たとえば、次のようになります。

ro.Style.BackColor = "iif(PageCount < 3, Color.Red, Color.Blue)";

この式はドキュメントの生成時に計算できません。そのため、生成時にこの式は無視(デフォルト値を使用)され、値は、オブジェクトを格納する実際のページがレンダリングされる(プレビューへの描画、エクスポートなど)ときに計算されます。

その結果、改ページ制御に依存しかつドキュメントのレイアウトに影響するスタイル式は、予期しない望ましくない結果を生成する可能性があります。たとえば、次の式がフォントサイズに使用された場合

ro.Style.FontSize = "iif(PageCount < 3, 20, 30)";

上の式は生成時に無視されます。その結果、レンダリングされたテキストは計算されたオブジェクトのサイズには大きすぎる可能性が非常に高く、クリッピングが発生します。