C1PrintDocument は、印刷、プレビュー、およびディスクファイルへの保存が可能な複雑なドキュメントを作成するために使用できるコンポーネントです。ドキュメントを PDF、RTF などのさまざまな外部形式にエクスポートすることもできます。
C1PrintDocument は、次のような多くの優れた機能を提供します。
C1PrintDocument で使用されるデフォルトの名前空間は、C1.C1Preview です。C1Preview 製品の Windows Forms 部分(ドキュメントを操作するための Windows フォームコントロールを提供)は、デフォルトの名前空間 C1.Win.C1Preview を使用します。
ドキュメント全体は、Component から継承されたC1PrintDocumentクラスによって表されます。
C1PrintDocument は、主に次の部分で構成されます。
ドキュメントの実際のコンテンツ(テキスト、画像など)。Body(本体)は、ドキュメントの論理構造を表します。この後のページコレクションも参照してください。
コンテンツ(本体)と特定のページ設定に基づいて生成されたページのコレクション。通常、ページコレクションは、情報を失うことなく再生成できます。たとえば、異なる用紙サイズで再生成できます。
ドキュメントのルートスタイル。スタイルは、ドキュメント要素(フォント、色、線スタイルなど)のほとんどのビジュアルプロパティを制御します。
ドキュメント内の複数の場所で使用される画像は、辞書に格納して再利用することで、パフォーマンスを向上させ、メモリフットプリントを減らすことができます。
ドキュメントで使用される埋め込み True Type フォントのコレクションです。
ドキュメント内に挿入できるユーザー定義タグのコレクションです。これらのタグは、ドキュメントの生成時に対応する値に置き換えられます。