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特定のタグの表示
C1PrintDocument の使い方 > 式、スクリプト、タグ > 実行時のタグ値の編集 > 特定のタグの表示

ShowTagsInputDialog プロパティを True に設定すると、デフォルトで、すべてのタグが[タグ]ダイアログボックスに表示されます。Tag.ShowInDialog プロパティを使用して、ユーザーが特定のタグを編集できないようにすることができます。ユーザーがすべてのタグではなく、一部のタグを編集できるようにするには、編集する必要がないタグの Flags プロパティを None に設定します。

たとえば、次のコードを Form_Load イベントに追加して、編集できないドキュメントのいずれかに3つのタグを追加します。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
Dim doc As New C1PrintDocument()
Me.C1PrintPreviewControl1.Document = doc
' ドキュメントの生成時に[タグ]ダイアログボックスを表示します。
doc.ShowTagsInputDialog = True
' タグを作成し、そのタグが[タグ]ダイアログボックスに表示されないようにします。
doc.Tags.Add(New C1.C1Preview.Tag("発言", "こんにちは!"))
doc.Tags("発言").ShowInDialog = False
' 表示されるタグを作成します。
doc.Tags.Add(New C1.C1Preview.Tag("名前", "グレープシティ"))
doc.Tags.Add(New C1.C1Preview.Tag("場所", "仙台市泉区紫山"))
' タグをドキュメントに追加し、生成します。
Dim rt As New C1.C1Preview.RenderText()
rt.Text = "[発言] 私の名前は [名前] です。私の現在地は [場所] です。"
doc.Body.Children.Add(rt)
doc.Generate()

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
C1PrintDocument doc = new C1PrintDocument();
this.c1PrintPreviewControl1.Document = doc;
//ドキュメントの生成時に[タグ]ダイアログボックスを表示します。
doc.ShowTagsInputDialog = true;
// タグを作成し、そのタグが[タグ]ダイアログボックスに表示されないようにします。
doc.Tags.Add(new C1.C1Preview.Tag("発言", "こんにちは!"));
doc.Tags["発言"].ShowInDialog = false;
//表示されるタグを作成します。
doc.Tags.Add(new C1.C1Preview.Tag("名前", "グレープシティ"));
doc.Tags.Add(new C1.C1Preview.Tag("場所", "仙台市泉区紫山"));
// タグをドキュメントに追加し、生成します。
C1.C1Preview.RenderText rt = new C1.C1Preview.RenderText();
rt.Text = "[発言] 私の名前は [名前] です。私の現在地は [場所] です。";
doc.Body.Children.Add(rt);
doc.Generate();

アプリケーションを実行すると、ドキュメントを生成する前に、以下のダイアログボックスが表示されます。

タグ]ダイアログボックスのテキストボックスのいずれかでテキストを変更すると、生成されたドキュメントに表示されるテキストが変更されます。Statement タグは表示されず、ダイアログボックスで変更できないことに注意してください。デフォルトのテキストがそのまま残された場合、生成されたドキュメントに以下のテキストが表示されます。

こんにちは! 私の名前は グレープシティ です。私の現在地は 仙台市泉区紫山 です。