C1Reportでは、外字を表示、印刷、PDFに出力することができます(ただし、PDFへ出力できる外字は限られています)。
外字はPCにあらかじめ登録されていない文字のことであり、UnicodeではU+E000〜U+F8FF(6400文字)の領域に登録します。外字を出力するためには次の方法が用いられます。
外字フォント情報が組み込まれているフォントファイルを用いる
フォントファイル(拡張子は *.ttc、*.ttf)には、外字のフォント情報があらかじめ組み込まれているものがあります。このフォントファイルに含まれる外字は、アプリケーションでフォントを指定するだけで、特別な設定を行う必要なくPDFへ出力することができます。
Windows の外字エディタで新規に外字を作成する
Windows の外字エディタを用いて、独自の外字フォントを作成こともできます。このとき、「すべてのフォントにリンクする」で登録した外字は、C1ReportでPDFへ出力可能です。ただし、C1Reportは「指定したフォントにリンクする」で登録した外字には対応しておりません。
TTEファイルを用いる
外字エディタで作成したフォント情報は、拡張子がTTEのファイルに格納されます。市販のフォントには、このTTE形式で提供されるものもあります。外字エディタで作成した場合と同様に、C1Reportはすべてのフォントにリンクされた外字にのみ対応しております。