Windows NT の長所の1つは、セキュリティの処理方法にあります。ユーザーがログオンすると、システムは、システム管理者によって認められたアクセス許可を自動的にそのユーザーに与えます。その後、それぞれのアプリケーションやサービスが Windows NT に問い合わせて、そのユーザーがアクセスできるリソースを確認します。広く利用されているデータベースプロバイダの多くは、このようなセキュリティをオプションとして提供しています。
このようなセキュリティでは、データの共有を許可する人に、そのデータを読み取るための適切なアクセス許可を与えるだけで済みます。この場合、レポート定義ファイル内のConnectionString にパスワードを含める必要はありません。許可されたユーザーはデータを見ることができ、許可されていないユーザーはアクセスできません。