Upload for ASP.NET Web Forms には、複数のクライアント側イベントが含まれています。それらを利用すれば、ファイルのアップロードなどの処理が行われたときに、C1Upload を操作できます。
クライアント側イベントの表にリストされたサーバー側プロパティを使用して、特定のクライアント側イベントに反応する JavaScript 関数の名前を指定できます。たとえば、「Upload」という JavaScript 関数を割り当てて、ファイルがアップロードされるときに応答させるにはOnClientUpload プロパティを「Upload」に設定します。
下の表に、クライアントスクリプトで使用できるイベントを示します。これらのプロパティはサーバー側で定義されていますが、実際のイベントや各 JavaScript 関数用に宣言する名前はクライアント側で定義されます。
イベントのサーバー側プロパティ名 | イベント名 | 説明 |
---|---|---|
OnClientChange | change | ユーザーがファイルを選択するときに発生します。 |
OnClientComplete | complete | ファイルのアップロードが完了したときに発生します。例については、「アップロードする画像の表示」を参照してください。 |
OnClientProgress | progress | ファイルのアップロードされているときに発生します。 |
OnClientTotalComplete | totalComplete | 〈uploadAll〉ボタンがクリックされ、ファイルのアップロードが完了したときに発生します。 |
OnClientTotalProgress | totalProgress | 〈uploadAll〉ボタンがクリックされ、ファイルがアップロードされているときに発生します。 |
OnClientTotalUpload | totalUpload | 〈uploadAll〉ボタンがクリックされたときに発生します。 |
OnClientUpload | upload | ファイルがアップロードされる前に発生します。例については、「アップロードする画像の表示」を参照してください。 |
C1Uploadクライアント側イベントの説明と構文の例については、http://docs.grapecity.com/help/wijmo-3 でも確認できます。