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ChartData オブジェクトの概要
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C1Chart では、汎用レイアウトに用意されたデータを表示します。データは、6種類の ChartDataArray オブジェクトに読み込まれ、オブジェクト型を取ります。データはあらかじめ入力した配列から読み込むか、または設計時に入力することができます。

汎用レイアウトはグラフのすべての種類で使用できます。汎用レイアウトには、X 配列と Y 配列に加えて、Y1、Y2、Y3、Y4 配列があります。これらのすべての配列はデータを取得するか、または Null(空)にすることができます。たとえば、データセットを1つだけ使用して XY プロットグラフを描画する場合は、X 配列と Y 配列だけにデータが含まれます。その他の Y 配列は空のままになります。さらに、配列のレイアウトとは異なり、各データセットは異なるデータ点の数を使用することができ、下図に示すように X 軸の値を一致させなくても、データセットを描画できます。

便利さのために用意された PointData プロパティ(PointF 構造体の配列)を使用して X 軸と Y 軸のデータを入力することもできます。PointF 値は X 配列と Y 配列から独立した関係ではなく、データ入力と出力の別の形式に過ぎません。PointData プロパティの値を変更すると、X 配列および Y 配列も変わります(その逆も同じです)。

上図には、汎用レイアウトの重要な特徴が示されています。

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