イメージマップ領域は、MapAreaCollection のアクセスポイントである ImageAreas プロパティで指定します。MapAreaCollection は、C1WebChart コントロールをフォームに最初に描画するときの MapArea オブジェクトの初期セットを含みます。ASP ページのコンパイル時に MapArea オブジェクトの特定のプロパティが設定されている場合、各 MapArea オブジェクトが結果のイメージマップ内に <AREA> タグを作成します。
C1WebChart コントロールが提供する MapArea オブジェクトの初期セットは次のとおりです。
他のMapAreaオブジェクトを MapAreaCollection に追加し、結果のイメージマップ内にカスタム <AREA> タグを作成できます。新しい MapArea オブジェクトを追加すると、ユーザーはカスタム形状(円、四角形、ポリゴン)を使用してマップ領域を定義し、作成する領域の座標を指定できます。MapAreaオブジェクトをコードにより以下のように追加できます。
MapArea a = new MapArea();
a.Shape = AreaShapeEnum.Rectangle;
a.Coords = new int[] { 169,225,175,240 };
a.Tooltip = "My Custom Area";
_c1wc.ImageAreas.Add(a);
座標は整数値の配列として指定されています。この配列は<area>タグの coords 属性の値を示します。
配列の要素はMapAreaの形状により以下のように設定されています:
形状 | 座標 | 説明 |
---|---|---|
Circle | "x1,y1,r" | x1、y1 は円の中心の座標を指定します。r は半径の値を指定します。 |
Polygon | "x1,y1,x2,y2...xn,yn" | x1,y1,x2,y2...xn,yn は多角形の各頂点の座標値を指定します。 |
Rectangle | "x1,y1,x2,y2" | x1、y1 は長方形の左上座標の値を指定します。x2、y2 は長方形の右下座標の値を指定します。 |
C1WebChartのプロパティとメソッドを使用して、グラフ要素の座標を取得することができます。