MapArea オブジェクトはそれぞれ、次の各プロパティを使用して、エンドユーザーのインタラクティブ操作に対するイメージマップの応答方法を定義します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
Attributes | イメージマップ内の<AREA>タグの追加属性を指定します。 |
HRef | 対応するグラフオブジェクトがクリックされたときにリンクするURLを指定します。 |
Shape | イメージマップの形状を取得または設定します。 |
Tooltip | マウスポインタが要素の上に置かれたときに表示するツールチップを指定します。 |
これらのプロパティが何も設定されていない場合、マップ領域は結果のイメージマップから除外されます。
以下の例では、MapAreaオブジェクト(すべて標準)を使用し、グラフのフッタ、ヘッダ、プロット領域、グラフ領域の各領域のイメージマップを作成します。さらに、その下にある2つの領域は、領域がクリックされたとき実行する JavaScript 関数を持っています。
その下にあるそれぞれのマップ領域は、MapArea オブジェクトの Tooltip プロパティに対応する TITLE プロパティを持っています。
map.Tooltip = "Go to C1 home page";
map.HRef = "http://componentone.com";
以下の2つの MapArea オブジェクトでは、これらの領域の上にマウスを移動したときに「フッタ」と「ヘッダ」を表示するよう Tooltip プロパティが設定されています。
map.Attributes = "onclick=window.open('url.com')";
以下の MapArea オブジェクトでは、この領域の上にマウスを移動したときに「プロット領域」と表示するよう Tooltip プロパティが設定されています。さらに、この MapArea の Attributes プロパティには、領域がクリックされたときに実行する JavaScript 関数を含む文字列が設定されています。
以下の MapArea オブジェクトでは、この領域の上にマウスを移動したときに「グラフ領域」と表示するよう Tooltip プロパティが設定されています。さらに、この MapArea の HRef プロパティは、クリックされたとき領域が Web サイトにジャンプするよう設定されています。
MapArea map = C1WebChart1.ImageAreas.GetByName("Header");
map.Attributes = "onclick=window.open('url.com')";