以下のグラフは、分離円グラフを示します。
円グラフでは、あるセグメントを円グラフから分離させて強調することができます。セグメント分離した円グラフを作成するには、標準の円グラフと同じ設定を使用します。
ChartType | グラフのスタイルを制御します。このプロパティを Pie に設定し、標準の棒グラフを作成します。 |
LegendReversed | 凡例内の各 ChartGroup のデータセットエントリの表示順序を決定します。これを False に設定すると、凡例はデフォルトの順序になります。True に設定すると、凡例項目の順序は反転します。この例では、LegendReversed プロパティを False に設定していますが、Visibleプロパティもこの場合は非表示を意味する False に設定しています。 |
ShowOutline | プロット領域の前景色で、描画するグラフの輪郭を描くかどうかを決定します。この例では、このプロパティを True に設定します。このプロパティを True に設定すると、3D 棒の各ブロックは PlotArea のForeColor で輪郭を描画し、データ値と奥行きの表示を追加します。このプロパティを False に設定すると、各ブロックを純色で輪郭線なしで描画します。 |
Stacked | グラフでデータを積み上げるかどうかを決定します。Stacked プロパティを False に設定します。 |
Use3D | ChartGroup 内のデータのグラフ化に 3D 効果を使用するかどうかを決定します。この例では、このプロパティを False に設定します。 |
Visible | ChartGroup を表示するかどうかを決定します。このプロパティを True に設定すると、グラフのプロット領域にグラフデータを表示します。 |
これらのプロパティ設定に加え、データセットの Offset プロパティを使用して、分離するセグメントの円グラフの中心からのオフセットを設定します。オフセットは、円グラフの半径のパーセンテージで計算します。これをコードによって設定できます。詳細は、「特殊な円グラフのプロパティ」を参照してください。または、これを ChartDataSeries コレクションエディタを使用して設定することもできます。このコレクションエディタを開くには、SeriesList プロパティの横の〈...〉ボタンを選択します。Offset プロパティを選択して、必要なスペースまでのオフセットの数値を設定します。