この描画メソッドでは、サーバー上の一時ディレクトリ内にファイルを作成します。グラフの数が多くないが、グラフへの要求が高い場合、または、複雑なグラフの場合、ファイル描画メソッドを使用します。
デフォルトとして、C1WebChart はグラフのデータから取得したハッシュコードに基づいたイメージのファイル名を自動的に生成します。指定したファイルはサーバー上に存在する場合は、グラフは再描画されません。ただし、グラフのデータが何回も変更する場合は、サーバー上に複数のイメージファイルが作成されます。
ファイルシステムに基づいているので、ファイルを描画・表示するためのユーザー名を制御するセキュリティ設定も使用可能になります。
この描画メソッドでは、 ImageUriプロパティは生成するイメージのファイル名とパスを指定します。ImageUri プロパティが空白の場合、グラフは独自のファイル名を作成します。C1WebChart と C1WebChart3D のデフォルト一時ファイルディレクトリは C1WebChartTemp です。
以下は、この描画メソッドで生成できる <IMG> タグの例です。
<img id=chart2d1 src=C1WebChartTemp/c1c_105_f1_d814d8cf.png>
ソース属性は、サーバー上の一時イメージファイルの保存先を指定します。イメージのファイル名には、グラフデータの一意に生成されたハッシュコードが含まれています。このメソッドでは、イメージが転送されないので、ImageTransferMethodImageTransferMethod プロパティを設定する必要はありません。