以下のグラフは、ポーラチャート(シンボル)を示します。
ポーラチャートは、各データセット内のX、Y 座標を(θ、γ) の形で表します。θは起点からの回転量、γ は起点からの距離を表します。θは度(デフォルト)またはラジアンのいずれかの単位で指定することができます。このグラフでは X 軸は円に相当するため、X 軸の最大値と最小値は固定されています。シンボルを使用するポーラチャートを作成するには、以下のプロパティを設定します。
ChartType | グラフのスタイルを制御します。このプロパティを Pie に設定し、標準の棒グラフを作成します。 |
LegendReversed | 凡例内の各ChartGroup のデータセットエントリの表示順序を決定します。これを False に設定すると、凡例はデフォルトの順序になります。True に設定すると、凡例項目の順序は反転します。この例では、LegendReversed プロパティを False に設定していますが、Visibleプロパティもこの場合は非表示を意味する False に設定しています。 |
ShowOutline | プロット領域の前景色で、描画するグラフの輪郭を描くかどうかを決定します。この例では、このプロパティを True に設定します。 |
Stacked | グラフでデータを積み上げるかどうかを決定します。Stacked プロパティを False に設定します。 |
Use3D | ChartGroup 内のデータのグラフ化に 3D 効果を使用するかどうかを決定します。この例では、このプロパティを False に設定します。 |
Visible | ChartGroup を表示するかどうかを決定します。このプロパティを True に設定すると、グラフのプロット領域にグラフデータを表示します。 |
この例は、1〜5の値範囲のデータを使用します。そのため、Degrees プロパティを False に設定する必要があります。これにより、データはラジアンで表示されます。詳細は、「特殊なポーラチャートのプロパティ」を参照してください。以下の Polar クラスのプロパティを設定します。
Degrees | レーダーチャートの角度を、度(True)単位とラジアン(False)単位のいずれで反映するかを決定します。このプロパティを False に設定します。 |
PiRatioAnnotations | ラジアンで表されるポーラチャートに π 比の軸ラベルを表示するかどうかを決定します。このプロパティを True に設定します。 |
Start | レーダーチャートの開始角度を決定します。この例では開始角度を0に設定しています。 |
シンボルをポーラチャートのデータ点に追加するには、ChartData の SeriesList プロパティを変更します。これをコードで行うこともできます。また、ChartDataSeries コレクションエディタを使用することもできます。詳細は、「ChartDataSeries コレクションエディタ」を参照してください。