MapArea オブジェクトのプロパティは、グラフキーワードを使用し、クライアントのブラウザ内の特定のキーグラフデータにアクセスする機能を持っています。キーワードを JavaScript コードまたは Tooltip プロパティ内に記述することによって、グラフデータをエンドユーザーに表示できます。以下は、すべてのキーワードとその機能の一覧です。
| キーワード | グラフ要素 | 備考 | 説明 |
|---|---|---|---|
| #TEXT | All | 2D, 3D | グラフ要素のテキストプロパティ値を表します。 |
| #XVAL | ChartData, ChartLabel | 2D, 3D | X軸のデータ座標を表します。 |
| #YVAL | ChartData, ChartLabel | 2D, 3D | Y軸のデータ座標を表します。 |
| #Y1VAL | ChartData | 2Dのみ | Y1のデータ座標を表します。 |
| #Y2VAL | ChartData | 2Dのみ | Y2のデータ座標を表します。 |
| #Y3VAL | ChartData | 2Dのみ | Y3のデータ座標を表します。 |
| #ISERIES | ChartData, ChartLabel | 2Dのみ | データ系列のインデックスを表します。 |
| #IPOINT | ChartData, ChartLabel | 2Dのみ | データ点のインデックスを表します。 |
| #ZVAL | ChartData, ChartLabel | 3Dのみ | Z軸のデータ座標を表します。 |
| #IROW | ChartData, ChartLabel | 3Dのみ | データ行のインデックスを表します。 |
| #ICOL | ChartData, ChartLabel | 3Dのみ | データ列のインデックスを表します。 |
キーワードは、オプションの書式設定を使って大カッコ内に記述する必要があります。書式規則は .NET Framework の String.Format() メソッドの場合と同じです。
map.Tooltip = "X={#XVAL}, Y={#YVAL:c}";
map.Tooltip = “{#X:d} {Y:c}”;
イメージマップの生成時、特殊キーワードは指定した書式設定に対応する値に置き換えられます。