ワークシートとは、Excel ファイル内の個々のグリッドのことです。ワークシートは、 C1XLBook クラスの Sheets プロパティからアクセスできる XLSheet オブジェクトによって表されます。各シートには名前が付いています。また、各シートには行と列の各コレクションが存在します。各セルには、行や列のインデックスを取得できる XLSheet インデクサを利用してアクセスできるようになっています。
XLSheet オブジェクトの Rows コレクションと Columns コレクションは、インデクサを使用して自動的に拡張できます。たとえば、次のようなコードを作成するとします。シートの行数が1000以下の場合、新しい行が自動的に追加され、有効な行が返されます 。同じことが XLColumn インデクサや XLCell インデクサに当てはまります。 これは .NET で通常採用されているコレクションインデクサの動作とは若干異なりますが、この仕様によって XLSheet オブジェクトの作成や追加が簡単になっています。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
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Dim sheet As XLSheet = C1XLBook1.Sheets(0) Dim row As XLRow = sheet.Rows(1000) |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
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XLSheet sheet = c1XLBook1.Sheets[0]; XLRow row = sheet.Rows[1000]; |