これらは、C1Zip ライブラリの中で最高位クラスです。これらのクラスを使用すると、Zip ファイルを作成、管理できます。アプリケーションを格納するときに Zip ファイルを使用すると、以下の利点があります。
C1ZipFile クラスは Zip ファイルをカプセル化します。C1ZipFile オブジェクトを作成したら、それを既存の Zip ファイルに付加するか、このオブジェクトに指示して新しい空の Zip ファイルを作成できます。たとえば、以下のように記述します。
Visual Basic コードの書き方
| Visual Basic |
コードのコピー
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|---|---|
'C1ZipFile オブジェクトを作成します。
Dim myZip As New C1ZipFile()
'新規(空の)zip ファイルを作成します。
myZip.Create("New.zip")
'既存の zip ファイルを開きます。
myZip.Open("Old.zip")
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C# コードの書き方
| C# |
コードのコピー
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|---|---|
//C1ZipFile オブジェクトを作成します。
C1ZipFile myZip = new C1ZipFile();
//新規(空の)zip ファイルを作成します。
myZip.Create("New.zip");
//既存の zip ファイルを開きます。
myZip.Open("Old.zip");
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Zip ファイルを作成するか開いたら、Entries コレクションを使用し、Zip ファイルの内容を調べたり、エントリを追加/展開/削除したりできます。たとえば、以下のように記述します。
Visual Basic コードの書き方
| Visual Basic |
コードのコピー
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|---|---|
myZip.Entries.Add("MyData.txt")
myZip.Entries.Add("MyData.xml")
myZip.Entries.Add("MyData.doc")
Dim zipEntry As C1ZipEntry
ForEach zipEntry In myZip.Entries
Console.WriteLine(zipEntry.FileName)
Next zipEntry
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C# コードの書き方
| C# |
コードのコピー
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|---|---|
myZip.Entries.Add("MyData.txt");
myZip.Entries.Add("MyData.xml");
myZip.Entries.Add("MyData.doc");
foreach (C1ZipEntry zipEntry in myZip.Entries)
Console.WriteLine(zipEntry.FileName);
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C1ZipEntry クラスは、元のファイルの名前、サイズ、圧縮サイズなどの各エントリを記述するプロパティとメソッドを提供します。また、ストリームオブジェクトを返す OpenReader メソッドも持っているため、先に展開せずにエントリの内容を読み取ることができます。