TrueChart for WinForms (C1Chart2D)
データ欠損を無視する
ChartData オブジェクトの概要 > データ欠損の指定 > データ欠損を無視する

データが特定の長さの配列で取得された場合、データ点の一部が欠落している場合でも、データの欠落を表示しないように、すべての配列を均等に処理できるよう、しばしばプログラミングが簡素化されます。このような場合、データ欠損は欠落データ値として扱われ、C1Chart は、これらのデータ欠損を含むデータ配列要素がまったく存在しなかったものとみなして、これらを完全に無視します。

ChartDataSeriesDisplay プロパティは、データセットを表示するかどうかを設定します。このプロパティは、SeriesDisplayEnum 列挙体を受け入れます。Display プロパティが SeriesDisplayEnum.Show に設定されている場合、上図に示すようにデータ欠損はプロットから除外されます。このプロパティが SeriesDisplayEnum.ExcludeHoles に設定されている場合、データセットは表示されますが、データ欠損は無視されます。つまり、XY プロットグラフは表示されますが、下図に示すように、データ欠損の直前のデータ点とデータ欠損の直後のデータ点との間の線は連続します。プロットの線がデータ欠損を通過して表示されていますが、データ欠損のデータ点は表示されていません。

SeriesDisplayEnum.Show

SeriesDisplayEnum.ExcludeHoles

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