C1ToolBars は、デザイン時に CustomizeButtonプロパティを True に設定することで、実行時にカスタマイズできるようになります。
カスタマイズを有効にすると、デザイン時にツールバーにドロップダウン矢印が表示されます。
実行時にドロップダウン矢印をクリックすると、ポップアップメニューが表示されます。
カスタマイズ可能なツールバーは次のように動作します。
メニューからコマンド項目をクリックすると、そのコマンドボタンがツールバーから削除されます。
[リセット]メニュー項目をクリックすると、ツールバーが元の設定に戻ります。
[カスタマイズ]メニュー項目をクリックすると、[ツールバーのカスタマイズ]ダイアログボックスが開きます。
カスタマイズドラッグには、C1ToolBar コンポーネントを変更するための3つのタブが含まれています。
[ツールバーのカスタマイズ]ダイアログボックスの各タブの下には、〈保存〉、〈元に戻す〉、〈リセット〉、〈OK〉、〈キャンセル〉の各コマンドボタンがあり、それぞれツールバーの更新した設定を保存する、更新した設定を元に戻す、デフォルト設定にリセットする、新しい設定を承諾する、ツールバーのカスタマイズをキャンセルすることができます。
エンドユーザーによるカスタマイズがアプリケーション設定ファイルに保存されるようにするには、コマンドホルダーの Environment プロパティを動的プロパティに追加する必要があります。
レイアウトをアプリケーションの .Config ファイルに保存するには、次の手順に従います。
「ツールバー」タブには、ツールバーを作成・操作するためのオプションが含まれています。
デフォルトでは、ButtonLookプロパティと CustomizeButton プロパティは無効になっています。
[ボタンレイアウト]プロパティは、ButtonLook プロパティを[テキストと画像]に設定([テキストと画像]ラジオボタンを選択)すると有効になります。 これは、テキストを画像に対してどのように配置するのか(画像の上下左右)を決定するのが ButtonLayoutHorz プロパティだからです。
CustomizeButton は、新しいC1ToolBarがダイアログボックスに追加されたときに有効になります。
「コマンド」タブには、[カテゴリ]と[コマンド]の2つのリストボックスが含まれています。[カテゴリ]リストボックスには、すべてのコマンドのカテゴリが含まれています。[コマンド]リストボックスには、各カテゴリのすべてのコマンドが含まれています。
注意:コマンドの Category プロパティが設定されていない場合、[カテゴリ]リストボックスは空で表示されます。
コマンドは次のいずれかの操作で簡単にツールバーに追加できます。
次の図は、[コマンド]リストからフォーム上の書式設定ツールバーに実行時にコマンドをドラッグした様子を示しています。
「オプション」タブには、ルック&フィール、色、フォントなど、C1ToolBar の全般的な外観プロパティを変更するためのオプションが含まれています。