ツールチップは、マウスがコントロール上に置くときにテキストを表示するために使用されます。 C1MainMenu クラスは、ShowToolTips プロパティを提供して、メニュー項目にマウスカーソルを置くときにツールチップテキストを表示できるかどうかを示します。デフォルトでは、このプロパティは 「false 」です。
ShowToolTips プロパティを「 true」 に設定すると、メニュー項目の Text プロパティの値がツールチップとして表示されます。たとえば、メインメニューに「File」としてテキスト値を持つメニュー項目がある場合、ツールチップは次のように表示されます。
各メニュー項目のツールチップとしてカスタム テキストを設定することもできます。これを行うには、 ShowTextAsToolTip プロパティを「False」 に設定し、ToolTipText プロパティを使用してカスタムテキストを設定します。たとえば、テキスト値が「File」で、ツールチップテキストが「View File」に設定されたメニュー項目がある場合、ツールチップは次のように表示されます。
ツールチップ テキストを表示するには、次のコードを使用します。
C# |
コードのコピー
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C1CommandMenu mmenu = ch.CreateCommand(typeof(C1CommandMenu)) as C1CommandMenu; mmenu.Text = "File"; mmenu.ShowTextAsToolTip = false; mmenu.ToolTipText = "View file"; |
MainMenu コントロールのプレーン テキスト ツールチップを表示できますが、ツールチップを豊富なHTML テキストで表示したり、異なるフォントを使用したりすることもできます。このようなツールチップを表示するには、MainMenu の外部 SuperTooltipコントロールを取得する C1MainMenu クラスの SuperTooltip プロパティを使用します。
次の画像は、「File」 メニューにカーソルを合わせると表示されるsupertooltipを示しています。
SuperTooltip を構成する手順は次のとおりです。
ツールチップの使用方法の詳細については、「メニューとツールバーのツールチップを表示する」を参照してください。