FlexGrid for WinForms
GetLocalizedString イベント (C1FlexGridBase)
使用例 

C1.Win.C1FlexGrid.4.8 アセンブリ > C1.Win.C1FlexGrid 名前空間 > C1FlexGridBase クラス : GetLocalizedString イベント
フィルタがユーザーインタフェース内の文字列をローカライズするときに発生します。
シンタックス
'宣言
 
Public Event GetLocalizedString As GetLocalizedStringEventHandler
public event GetLocalizedStringEventHandler GetLocalizedString
イベント データ

イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、GetLocalizedStringEventArgs 型の引数を受け取りました。次の GetLocalizedStringEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。

プロパティ解説
ローカライズされるコンポーネント。  
ローカライズされるコンポーネントの名前を取得します。  
ローカライズされるコンポーネントの親。  
ローカライズされた文字列の値を取得または設定します。  
解説

C1FlexGridコントロールは、システムの現在のカルチャと Languageプロパティの設定に基づき、列フィルタを自動的にローカライズします。

このイベントにより、フィルタの文字列をカスタマイズし、グリッドの組み込みローカライズメカニズムではサポートされない言語へのローカライズを実装できます。

フィルタの任意の UI 要素のコンテンツを変更するには、このイベントを処理して、 e.Value パラメータを、表示するテキストに設定します。

使用例
以下の例は、文字列値とローカライズ対象コントロールの名前に基づき、フィルタ UI の文字列を変更する方法を示します。
void Initialize()
{
  // フィルターを有効にします
  _flex.AllowFiltering = true;
  
  // GetLocalizedString handler を設定します
  _flex.GetLocalizedString += _flex_GetLocalizedString;
}
          
void _flex_GetLocalizedString(object sender, C1.Win.C1FlexGrid.GetLocalizedStringEventArgs e)
{
  // テキスト値に基づいて項目をカスタマイズします
  if (e.Value == "(全て選択)")
  {
    e.Value = "(Select Everything)";
  }
  
  // コンポーネント名に基づいて項目をカスタマイズします
  switch (e.ComponentName)
  {
    case "_btnApplyFilter":
      e.Value = "OK";
      break;
    case "_btnClearFilter":
      e.Value = "Reset";
      break;
    case "_btnCancel":
      e.Value = "Close";
      break;
  }
}
参照