FlexGrid for WinForms
非連結モード
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名前が示すように、非連結モードでは、グリッドに連結されるデータソースはなく、データはコントロール自体に格納されます。この場合、データを提供するには、設計時に行と列を追加するか、行と列のコレクションを通してプログラムで追加する必要があります。また、空のグリッドを作成し、ユーザーにデータを入力してもらうこともできます。

グリッドがデータを格納せず、ユーザーが手動でデータを管理する必要があることから、非連結グリッドはあまり一般的な方法ではありません。ただし、ビジネスシナリオによっては、レコードの作成や保守などに非連結グリッドが適することもあります。たとえば、非連結モードでグリッドを使用して、毎日の販売データを記録したり、日単位の在庫の変化を管理することができます。次の例は、コードを通してデータが挿入されたグリッドを具体的に示しています。

unbound-flexgrid

C1FlexGrid では、行または列オブジェクトの Count プロパティを設定することで、空の行または列を追加できます。 また、これらのコレクションの Add メソッドを使用して、グリッドに空の行と列を追加できます。セルにデータを設定するには、使い慣れたインデックス表記(Item プロパティ)か、SetData メソッドを使用できます。セルへのデータの設定の詳細については、「データの格納と取得」を参照してください。

以下のコードを使用して、非連結の FlexGrid for WinForms にデータを挿入します。

// 連結されていない列を追加します
Column col = _flex.Cols.Add();
col.Name = col.Caption = "Unbound";
_flex[1, "Unbound"] = 123;
' 連結されていない列を追加します
Dim col As Column = C1FlexGrid1.Cols.Add()
col.Name = "Unbound"
col.Caption = "Unbound"
C1FlexGrid1(1, "Unbound") = 123
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