Gauges for WinForms
範囲の追加
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範囲とは、ゲージスケールに沿った特定のしきい値を示す色のバンドです。Decorators コレクションを介して、目盛記号とラベルに沿って C1Gauge に範囲を追加できます。

  1. プロパティウィンドウで、Gauges プロパティの横にある〈...〉ボタンをクリックします。 [C1Gauge.Gauges コレクションエディタ]ダイアログボックスが開きます。
  2. Decorators の横の〈...〉ボタンをクリックします。Decorators コレクションエディタが開きます。
  3. 〈追加〉ボタンの横にあるドロップダウン矢印をクリックし、 C1GaugeRangeを選択します。Marks よび Labels と同様に、C1GaugeDecorator. Alignment および/または C1GaugeDecorator.Locationプロパティを設定して、範囲を位置決めできます。
  4. C1GaugeDecorator.Location プロパティを 85 に設定して目盛記号に揃えます。

    C1GaugeMultivalueDecorator.From および C1GaugeMultivalueDecorator.To を設定して、この範囲の限度を指定します。この範囲を設定した最小値から最大値に至る範囲としたいので、限度はデフォルト(NaN)のままにします。さまざまな色に基づくしきい値をマーキングするために、それぞれに異なる C1GaugeFilledShape. Fillingの色が適用された複数の範囲を追加できます。ただし、C1Gauge には、ValueColors コレクションを使用して値に色をマップする便利な方法が用意されています。

  5. すべての Decorator 項目(目盛記号を含む)に ValueColors コレクションが含まれていることに気づかれたと思います。上記の手順で追加した範囲を選択し、ValueColors の横にある〈...〉ボタンをクリックして、デコレータの値の色ウィンドウを開きます。
  6. 〈追加〉を3回クリックして、灰色、黄色、および赤色を追加します。それぞれの色に対して、色のプロパティと対応する値を指定します。値のセットは範囲の最小値(つまり、灰色が 0、黄色が 40、赤色が 100)です。それぞれの色に対して、値を指定するポインタも選択します。
    1. 最初のメンバ 0 を選択し、[色]の横にあるドロップダウン矢印をクリックして、灰色を選択します。 C1GaugeValueColor.PointerIndex および C1GaugeValueColor.Value プロパティを 0 に設定します。
    2. 次のメンバ 1 を選択し、[色]の横にあるドロップダウン矢印をクリックして、黄色を選択します。 C1GaugeValueColor.PointerIndex および C1GaugeValueColor.Value プロパティを 40 に設定します。
    3. 最後のメンバ 2 を選択し、[色]の横にあるドロップダウン矢印をクリックして、赤色を選択します。 C1GaugeValueColor.PointerIndex および C1GaugeValueColor.Value プロパティを 100 に設定します。
  7. 〈OK〉をクリックして、デコレータの値の色ウィンドウを閉じます。

    色が範囲全体にわたって融合されていることに注意してください。ただし、Decorators コレクションエディタで、C1GaugeDecorator. ValueColorFalloff プロパティを None に設定して、色の融合効果を削除できます。

    範囲を目盛記号の下に移動するには、上/下矢印を使用して範囲を0番のメンバに移動します。この例では、見映えをよくするために範囲の枠線も削除しました。〈OK〉をクリックして、Decorators コレクションエディタを閉じます。



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