ライセンスされたコンポーネントを自動化テスト製品と共に使用する |
アセンブリを動的に読み込む自動テスト製品では、テスト中に ComponentOne コンポーネントのライセンスに関するダイアログボックスが表示されることがあります。これは、テストアプリケーションにおいては一般的に、コンポーネントに対するライセンス情報が含まれていないためであり、想定される動作であるものの、それを追加するための簡単な方法はありません。
本製品では、ComponentOne コンポーネントあるいはそれから継承されたコンポーネントを含むアセンブリ宣言の前に、C1CheckForDesignLicenseAtRuntime という文字列値を持つ AssemblyConfiguration 属性を追加することで回避できます。この属性値は、アプリケーションの実行時において、運用ライセンスではなく開発ライセンスを使用するよう C1 コンポーネントに指示するためのものです。
以下に記述例を示します:
#if AUTOMATED_TESTING [AssemblyConfiguration("C1CheckForDesignLicenseAtRuntime")] #endif public class MyDerivedControl : C1LicensedControl { // ... }
AssemblyConfiguration 属性内の文字列には、指定された文字列の前後に追加のテキストを含めることができ、他の目的で AssemblyConfiguration 属性が使用される場合があります。
[AssemblyConfiguration("C1CheckForDesignLicenseAtRuntime,BetaVersion")]
注意 |
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このトピック内で説明する方法は、テストプロジェクトにおいてのみ使用されなければなりません。一般的なアプリケーション開発のシナリオにおいて使用することはできません。また、テスト環境が開発環境と異なる場合、そのテスト環境に対しても開発ライセンスが必要となります。 |