現在のバージョンの C1Input には、次の12つのコントロールがあります。
標準の System.Windows.Forms.Button から派生された標準のボタンタイプコントロール。C1Button コントロールは、その他のビジュアルスタイルもサポートします。
項目の値をオン、オフ、または不確定として設定または変更するためのウィンドウコントロール。デフォルトの C1CheckBox コントロールは2つの状態を表すチェックボックスです。ThreeState プロパティが有効な場合は、3つの状態を表すチェックボックスにすることができます。プロパティ CheckState により、チェックボックスの状態の外観が決定されます。
次の表で、チェックボックスの3つの状態と、その状態のときの各チェックボックスの外観を説明します。
| チェックボックスの状態 | 説明 |
|---|---|
| 不確定 | 一部のチェックボックス項目だけが選択されている場合は、ボックス内に濃いグレーのボックスが表示されます。 |
| オン | 項目が選択されている場合は、チェックボックス内にチェックマークが表示されます。 |
| オフ | 項目が選択されていない場合は、ボックス内に空のチェックボックスが表示されます。 |
次の図は、C1CheckBox コントロールのチェックボックスの各状態(不確定、オン、オフ)を示しています。
テキストフォーム上で任意のデータ型の情報を入力および編集するために使用されるメインのデータ連結コントロールです。データ書式設定、編集マスク、データ検証などの機能をサポートします。また、C1TextBox では、すべてのデータ型を書式設定とマスク付きで編集でき、日時書式に関する特別な機能もサポートします。C1TextBox は、メインのデータエディタコントロールして使用できるほか、特化されたコントロール(C1NumericEdit、C1DateEdit など)の基本クラスとしても機能します。C1TextBox は、標準の System.Windows.Forms.TextBox コントロールから派生されます。
C1DropDownControl
C1DropDownControl コントロールは C1TextBox から派生され、C1TextBox の書式設定、検証などのすべての機能をサポートします。C1TextBox から派生された他の2つのコントロールと同様に、アップ/ダウン(スピン)ボタンとドロップダウンボタンもサポートします。ただし、その2つの特化されたコントロールとは異なり、C1DropDownControl では、アップ/ダウンボタンに独自のロジックを関連付けたり、ドロップダウンボタンに独自のドロップダウンフォーム/エディタを関連付けることができます。
日時値の編集用に特化されたデータ連結コントロールです。C1TextBox から派生されます。C1TextBox の機能に加えて、C1DateEdit は、ドロップダウンカレンダーと、値を変更するためのアップダウン(スピン)ボタンをサポートします。
データソース行の間を移動するための便利なボタンを提供するデータ連結コントロールです。このコントロールを使用して、最初の行、最後の行、前の行、または次の行に移動したり、データソースの更新やデータのリフレッシュなど、データに対する一般的な操作を実行できます。
書式設定されたデータを表示する読み取り専用データ連結コントロールです。C1Label は、標準の System.Windows.Forms.Label コントロールから派生されます。
数値の編集用に特化されたデータ連結コントロールです。C1TextBox から派生されます。C1TextBox の機能に加えて、C1NumericEdit はドロップダウン電卓とアップダウン(スピン)ボタンをサポートします。アップダウンボタンは、値の増減に使用できます。
データソースフィールドに格納されているイメージを表示するデータ連結コントロールです。System.Windows.Forms.PictureBox から派生されます。