Input for WinForms
データ連結
C1Input コントロールの使い方 > データ連結

C1Input コントロールは、非連結モードと連結モードの両方で機能します。連結モードでは、コントロールの Value がデータソースフィールドに連結されます。

C1Input コントロールは .NET データソースへのデータ連結をサポートします。そのようなデータソースには、DataTable、DataView、DataSet などの ADO.NET データソースオブジェクトがあります。

ADO.NET データソースオブジェクトの作成方法については、.NET Framework ドキュメントを参照してください。

C1Input コントロールをデータソースフィールドに連結するには、次の手順に従います。

  1. データソースオブジェクトをコントロールの DataSource プロパティに割り当てます。
  2. 次に、データソースオブジェクトのフィールドの1つをコントロールの DataField プロパティに割り当てます。

    DataSource プロパティと DataField プロパティは、コードとデザイナのどちらでも設定できます。設計時には、DataSource プロパティや DataField プロパティのコンボボックスに表示されるデータソースとフィールドのリストから、データソースオブジェクトとフィールドを選択できます。

  3. DataType プロパティを設定します。

    コントロールをデータフィールドに連結すると、DataType プロパティは、そのフィールドのデータ型に自動的に設定されます。ほとんどの場合は、この設定をそのまま使用できます。ただし、場合によっては、コントロールとフィールドに異なる型を指定する必要があります。たとえば、日付を含む文字列フィールドがある場合です。このような場合は、連結後に DataType プロパティを設定します。次に、BindingFormatting/BindingParsing イベントを使用して、データがデータソースから書き込まれるとき、またはデータソースに保存されるときに、コントロールの DataType との間でデータを変換します。

DataSource プロパティと DataField プロパティは、コントロールの Value プロパティをデータソースフィールドに連結する際に使用されます。Value プロパティは、C1Input コントロールのメインのプロパティです。このプロパティは、特定のデータ型の値を保持して返します。また、DataBindings プロパティを使用して、他の WinForms コントロールと同様に、コントロールの他のプロパティを他のデータソースとフィールドに自由に連結できます。この機能は C1Input 固有のものではなく、.NET Framework のすべてのコントロールでサポートされています。

注意 : コントロールの値をフィールドに連結する際に、DataBindingsValue プロパティ以外のプロパティを使用しないでください。DataSource プロパティと DataField プロパティを使用するか、DataBindingsValue を使用してください。たとえば、あるフィールドに Text プロパティを連結することができても、その結果は、Value プロパティを連結した場合とは異なります。
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