C1Input コントロールは、非連結モードと連結モードの両方で機能します。連結モードでは、コントロールの Value がデータソースフィールドに連結されます。
C1Input コントロールは .NET データソースへのデータ連結をサポートします。そのようなデータソースには、DataTable、DataView、DataSet などの ADO.NET データソースオブジェクトがあります。
ADO.NET データソースオブジェクトの作成方法については、.NET Framework ドキュメントを参照してください。
C1Input コントロールをデータソースフィールドに連結するには、次の手順に従います。
DataSource プロパティと DataField プロパティは、コードとデザイナのどちらでも設定できます。設計時には、DataSource プロパティや DataField プロパティのコンボボックスに表示されるデータソースとフィールドのリストから、データソースオブジェクトとフィールドを選択できます。
コントロールをデータフィールドに連結すると、DataType プロパティは、そのフィールドのデータ型に自動的に設定されます。ほとんどの場合は、この設定をそのまま使用できます。ただし、場合によっては、コントロールとフィールドに異なる型を指定する必要があります。たとえば、日付を含む文字列フィールドがある場合です。このような場合は、連結後に DataType プロパティを設定します。次に、BindingFormatting/BindingParsing イベントを使用して、データがデータソースから書き込まれるとき、またはデータソースに保存されるときに、コントロールの DataType との間でデータを変換します。
DataSource プロパティと DataField プロパティは、コントロールの Value プロパティをデータソースフィールドに連結する際に使用されます。Value プロパティは、C1Input コントロールのメインのプロパティです。このプロパティは、特定のデータ型の値を保持して返します。また、DataBindings プロパティを使用して、他の WinForms コントロールと同様に、コントロールの他のプロパティを他のデータソースとフィールドに自由に連結できます。この機能は C1Input 固有のものではなく、.NET Framework のすべてのコントロールでサポートされています。