Input for WinForms
Value と Text:値の表示、検証、更新
C1Input コントロールの使い方 > Value と Text:値の表示、検証、更新

Value プロパティは C1Input コントロールのメインのプロパティです。このプロパティは、特定の DataType の値を返したり受け取る機能を持ちます。

コントロールが EditMode でない場合、そのコントロールの Text には、現在の Value が適切な書式で表示されます(TextDetached プロパティが True に設定されている場合を除く)。詳細については、「データの書式設定」を参照してください。

TextDetached プロパティが False に設定され、コントロールが読み取り専用でない場合、入力フォーカスを受け取ったコントロールは、自動的に EditMode に切り替わります。入力フォーカスがあるとは、コントロールの入力ウィンドウがフォーカスを受け取った状態です。編集モードでは、ユーザーがコントロールのテキストを編集しますが、編集が終了するまで Value は変更されません。ユーザーが入力フォーカスを別の場所に移動するなどしてコントロールから離れようとすると、Value プロパティはユーザーによって入力された Text で更新されます。

Value の更新処理では、主に次の3つの操作が実行されます。

TextDetached プロパティを True に設定すると(デフォルトは False)、コントロールが特殊なモードになります。TextDetached プロパティが True に設定されている場合は、Value と Text の間のリンクは無効になります。つまり、Value を変更しても Text は更新されません。また、Text を変更し、コントロールから入力フォーカスを移動しても、Value は更新されません。Text プロパティは Value プロパティに依存しなくなります。このモードは、Text と Value の更新をすべてプログラムで制御する場合に便利です。

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