Input for WinForms
日時値の編集
C1Input コントロールの使い方 > 日時値の編集

C1TextBox では、DateTimeInput モードという特殊な編集モードを使用できます。このモードでは、日付/時刻の値を簡単に編集できます。このモードを有効にするには、DataType プロパティを DateTime に、DateTimeInput プロパティを True(デフォルト)に設定します。DateTimeInput モードでは、現在選択されている日付フィールドまたは時刻フィールド(年、月、日など)が強調表示され、それを個別に編集できます。LongDate 形式の月や曜日など、文字列形式で表すように書式設定されたフィールドでは、キーボードで数値を入力すると自動的に文字列表現が更新されます。上/下矢印キーやマウスホイールを使用して、現在のフィールドの値を増減できます。

次に、日時の入力を制御するその他のプロパティを示します。

プロパティ 説明
MinShortYear 先頭に0を付けなくても入力できる最小の年です(DateTimeInput が True に設定されている場合)。たとえば、MinShortYear が 300(デフォルト)に設定されている場合、200 を入力することはできません(無視されます)。一方、400 は西暦 0400 年と解釈されます。このプロパティの値に関係なく、0200 は西暦 0200 年と解釈されます。
CurrentTimeZone このプロパティはデフォルトで True です。これは、日時値は不変で、タイムゾーンに合わせて調整されないことを意味します。このプロパティが False に設定された場合、ユーザーに表示される Text と、格納されている基底の Value は異なる値になります。格納されている Value は、GMTOffset プロパティによって定義されるタイムゾーンに属しています。このプロパティは、グリニッジ標準時に対する基本タイムゾーンのオフセットを時間と分で指定します。ユーザーに表示される Text は、ユーザーのコンピュータ設定によって定義されるローカルタイムゾーンに属しています。値を表示したり、ユーザーによって入力された値を解析するとき、C1Input は、その値を時差に合わせて調整します。

日時の値をより簡単に編集するには、専用の C1DateEdit コントロールを使用します。C1TextBox の機能に加えて、ドロップダウンカレンダーとアップ/ダウンボタン(スピードボタン)もサポートされています。アップ/ダウンボタンを使用すると、現在選択されている日時フィールドの値を増減できます。

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