以下に、OLAP for WinForms の便利な機能をいくつか示します。
- OLAP for WinForms は OLAP アプリケーション構築のための究極の柔軟性を備えている
1つの C1OlapPage コントロールをフォームにドロップし、データソースを設定するだけで、グリッドまたはチャートにデータを表示できます。とても簡単です。しかし、複数のチャートまたはグリッドを表示する場合はどうでしょうか。大丈夫です。OLAP for WinForms は、C1OlapPanel コントロール、C1OlapChart コントロール、および C1OlapGrid コントロールも備えており、必要な柔軟性を提供します。各コントロールの概要については、「C1Olap アーキテクチャ」トピックを参照してください。
- OLAP for Winforms はキューブサポートを提供する
Olap (C1Olap) for Winforms を使用すると、Microsoft SQL Server Analysis Services(SSAS)から OLAP データソースに接続して、キューブデータをスライスアンドダイスする多次元ピボットテーブルを構築できます。数行のコードを記述するだけで、データベースに対して、OLAP を使用した完全なフロントエンドやダッシュボードを構築できます。キューブサポートの詳細については、「OLAP キューブ」を参照してください。
- 5つのチャートタイプと 22 のパレットオプションの中から選択してチャートを引き立てる
C1OlapChart は、棒グラフ、横棒グラフ、面グラフ、折れ線グラフ、散布図など、情報を表示するための最も一般的なチャートタイプを提供します。22 のパレットオプションの中から選択して、チャートおよび凡例項目の色を定義できます。すべてのチャートタイプおよびパレットについては、「[チャート]メニューの使用」を参照してください。
- データを印刷、プレビュー、または PDF にエクスポートする
データ、グリッド、またはチャートを含むレポートを作成およびプレビューしてから、印刷したり、PDF にエクスポートすることができます。詳細については、「OLAP レポートの作成」と「OLAP for WinForms タスク別のヘルプ」を参照してください。
- グリッドまたはチャートビューからフィールドまたはフィールド内のデータを削除する
フィールドを簡単にフィルタ処理して、グリッドまたはチャートビューに表示されないようにすることができます。これには、フィールドを C1OlapPanel の[フィルタ]領域にドラッグするだけです。詳細については「データビューからフィールドを削除」を参照してください。フィールド内のデータをフィルタ処理する場合、たとえば、姓が "Sim" で始まるすべての従業員を検索する場合は、[フィールドの設定]ダイアログボックスを使用できます。詳細な手順については、「フィールド内のデータをフィルタ処理」を参照してください。
- グリッドまたはチャートビューで情報を表示する
OLAP for WinForms には、データを表示するために、C1OlapGrid コントロールと C1OlapChart コントロールが用意されています。これらのコントロールは、C1OlapPage コントロールに組み込まれていますが、個別のコントロールとして使用して OLAP アプリケーションをカスタマイズすることもできます。各コントロールの概要については、「C1Olap アーキテクチャ」トピックを参照してください。
- 実行時に情報の表示方法を決定する
C1OlapPanel を使用して、データを表示するためにデータソースのどのフィールドをどのように使用するかを決定します。C1OlapPanel の下の領域にフィールドをドラッグして、フィルタ、列ヘッダー、行ヘッダーを作成するか、列または行の値の合計を取得します。詳細については、C1OlapPanel を参照してください。
- 非同期処理
複数のプロセスを、同時かつ互いに独立して実行できます。