Reports for WinForms
Recordset プロパティ (DataSource)
使用例 

C1.C1Report.4 アセンブリ > C1.C1Report 名前空間 > DataSource クラス : Recordset プロパティ
レポートにデータを提供するデータソースオブジェクトを設定または取得します。
シンタックス
'宣言
 
Public Property Recordset As System.Object
public System.object Recordset {get; set;}

プロパティ値

Recordsetプロパティには、(1) System.Data.DataTableオブジェクト、(2) System.Data.DataViewオブジェクト、または(3) IC1ReportRecordsetインタフェースを実装するオブジェクトを割り当てることができます。
解説

通常、このコントロールは、 ConnectionStringプロパティと RecordSourceプロパティの値に基づいて System.Data.DataTableオブジェクトを作成し、そのオブジェクトをレポートデータソースとして使用します。

または、データソースオブジェクトを独自に作成し、それをコントロールに割り当てることもできます。それには、データソースオブジェクトを Recordsetプロパティに割り当てます。

DataTableオブジェクトまたは DataViewオブジェクトが Recordsetプロパティに割り当てられている場合、C1Report は自動的に IC1ReportRecordsetインタフェースを実装する内部ラッパークラスを作成します。このため、このプロパティ値を読み取って元の DataTableオブジェクトまたは DataViewオブジェクトを再取得することはできません。代わりに、ラッパーオブジェクトを System.ComponentModel.IListSourceにキャストし、 System.ComponentModel.IListSource.GetListメソッドを使用する必要があります。次に例を示します。

Recordsetプロパティには、(1) System.Data.DataTableオブジェクト、(2) System.Data.DataViewオブジェクト、または(3) IC1ReportRecordsetインタフェースを実装するオブジェクトを割り当てることができます。
使用例
// DataTable を作成します
DataTable dt = new DataTable("my table");
          
// それを C1Report に割り当てます
// 自動的に IC1ReportRecordset ラッパーを作成します
c1r.DataSource.Recordset = dt;
          
// 1) これは機能しません(dbBad == null)
object wrapper = c1Report1.DataSource.Recordset;
DataTable dtBad = wrapper as DataTable;
          
// 2) これは機能します(dtGood == dt)
DataView dv = ((IListSource)wrapper).GetList() as DataView;
DataTable dtGood = dv.Table;
参照

DataSource クラス
DataSource メンバ