Scheduler for WinForms
インポート/エクスポートの追加
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Import メソッドと Export メソッドを使用して、スケジュール作成アプリケーションにインポート/エクスポート機能を追加できます。 Import メソッドを使用して OpenFileDialog ダイアログボックスを開きます。ここで XML、iCal、またはバイナリ(.dat)ファイルをインポートできます。 Export メソッドを使用して SaveFileDialog ダイアログボックスを開きます。ここで XML、iCal、またはバイナリ(.dat)ファイルをエクスポートできます。

組み込みのインポート/エクスポート機能を使用することもできます。詳しくは、データをインポート/エクスポートする を参照してください。

以下の例では、C1Calendar コントロールと C1Schedule コントロールが インポートエクスポートボタンとともにフォームに追加されます。アプリケーションの実行時に、データを C1Schedule コントロールにインポート/エクスポートできます。

スケジュール作成アプリケーションにインポート/エクスポート機能を追加するには、以下の手順を実行します。

  1. 新しい .NET アプリケーションを作成します。
  2. フォームのサイズを変更し、Visual Studio のツールボックスから SplitContainer コントロールをフォームに追加します。
  3. SplitContainer の左ペイン内でクリックし、Visual Studio ツールボックスで C1Calendar コントロールをダブルクリックしてフォームに追加します。
  4. プロパティウィンドウで、C1Calendar1.Dock プロパティを Fill に設定します。
  5. SplitContainer の右ペイン内でクリックし、Visual Studio ツールボックスで C1Schedule コントロールをダブルクリックしてフォームに追加します。
  6. プロパティウィンドウで、C1Schedule1.Dock プロパティを Fill に設定します。
  7. プロパティウィンドウで、C1Calendar1.Schedule プロパティを C1Schedule1 に設定します。
  8. SplitContainer の左ペイン内でクリックし、Visual Studio ツールボックスから2つの Button コントロールを C1Calendar コントロール上のフォームに追加します。
  9. プロパティウィンドウで、Button1Text プロパティを "インポート" に設定し、Button2Text プロパティを "エクスポート" に設定します。
    フォームは次のように表示されます。

  10. インポート〉ボタンをダブルクリックします。コードエディタが開き、Button1_Click イベントが追加されます。
  11. 以下のコードを Button1_Click イベントに追加します。

    Visual Basic コードの書き方

    Visual Basic
    コードのコピー
    Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click    
        C1Schedule1.Import("Import a File")    
    End Sub
    

    C# コードの書き方

    C#
    コードのコピー
    private void button1_Click(object sender, EventArgs e)    
    {    
        c1Schedule1.Import("Import a File");    
    }
    

    これにより、ファイルをインポートできるようになります。

  12. デザインビューで、エクスポート ボタンをダブルクリックします。コードエディタが開き、Button2_Click イベントが追加されます。
  13. 下のコードを Button2_Click イベントに追加します。

    Visual Basic コードの書き方

    Visual Basic
    コードのコピー
    Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button2.Click    
        C1Schedule1.Export("", "Export a File")    
    End Sub
    

    C# コードの書き方

    C#
    コードのコピー
    private void button2_Click(object sender, EventArgs e)    
    {    
        c1Schedule1.Export("", "Export a File");    
    }
    

    これにより、ファイルをエクスポートできるようになります。

アプリケーションを実行して、以下を確認します。

インポートエクスポート ボタンを使用して、スケジュール作成アプリケーションに予定をインポート/エクスポートできます。

  1. 予定をいくつかスケジュールに追加します。
  2. エクスポート ボタンをクリックします。 ファイルのエクスポート ダイアログボックスが開きます。ここで XML、iCal、またはバイナリファイルをエクスポートできます。ファイルを XML ファイルとしてエクスポートし、"myFile.xml" という名前を付けます。
  3. スケジュールに追加したばかりの予定を削除します。
  4. インポート ボタンをクリックします。ファイルのインポート ダイアログボックスが開きます。ここで XML、iCal、またはバイナリファイルをエクスポートできます。
  5. 今保存したばかりの myFile.xml をインポートし、追加した予定がスケジュールに復元されていることを確認します。