Scheduler for WinForms
C1ScheduleStorage コンポーネント
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C1ScheduleStorage コンポーネントは C1Schedule コントロールのすべてのデータ操作を処理します。C1ScheduleStorage コンポーネントは、C1Schedule コントロールによって自動的に作成されるため、ユーザーがコードからこのコンポーネントを作成する必要はありません。

データストレージ

C1ScheduleStorage コンポーネントには、予定、リソース、ラベル、ステータスの固有のデータストレージが含まれます。これらは、データ層において、スケジュールアプリケーションにデータを提供する機能を果たします。C1ScheduleStorage コンポーネントに含まれるいくつかの個別ストレージは次のとおりです。

データストレージ 説明
AppointmentStorage 予定データのストレージ。
CategoryStorage 分類項目データのストレージ。
ContactStorage 連絡先データのストレージ。
LabelStorage ラベルデータのストレージ。
StatusStorage ステータスデータのストレージ。
ResourceStorage リソースデータのストレージ。

これらのストレージにデータを提供する場合、データソース内のデータフィールドと、ストレージ内のそれらの解釈の間のマッピングを指定する必要があります。データソースへのマッピングの詳細については、データマッピング を参照してください。

すべてのストレージは、データ連結に必要なすべての基本機能を提供する BaseStorage クラスから継承されます。ストレージを特定のデータテーブル(または別のデータオブジェクト)に連結するには、その DataSourceDataMember プロパティを設定し、次に、それらのプロパティを連結データソース内の対応するデータフィールドにマッピング設定する必要があります。たとえば、連結データソースが EmployeeName というフィールドを含む場合、MappingName プロパティをこのフィールドの名前に設定する必要があります。

BaseStorage コンポーネントは、System.Windows.Forms.BindingSource コンポーネントとほとんど同じ機能を持っていますが、System.Windows.Forms 名前空間に依存しません。

メモ:CategoryStorage、LabelStorage、StatusStorage の各ストレージには、定義済みの標準項目セットが含まれます。

データのインポート/エクスポート

C1ScheduleStorage コンポーネントは、他のスケジュールアプリケーションやファイル形式に対するデータのインポート/エクスポートも処理します。コンポーネントをデータに連結する代わりに、 Export and Import メソッドを使用して、バイナリ、iCal、XML 形式でデータを保存/ロードできます。