C1TrueDBGrid では、行を選択する方法も簡単です。ポインタを行の左にあるレコードセレクタに移動すると、小さな矢印が表示され、その行を選択できることが示されます。このレコードセレクタをクリックすると、その行が選択されます。隣接する行の範囲を選択するには、[Shift]キーを押したまま矢印キーを移動します。これで、ユーザーが選択した行の範囲にあるすべてのフィールドのセルが選択されます。隣接していない行の範囲を選択するには、[Ctrl] キーを押したまま、選択する行をクリックします。これで、ユーザーが選択した隣接していない一連の行にあるすべてのフィールドのセルが選択されます。
実行時に、選択されている行を検出するには、 SelectedRowCollectionを照会する必要があります。これは、選択されているすべての行のインデックスを含むコレクションです。たとえば、行5から行10までを選択すると、SelectedRowCollection には6つのメンバが格納されます。各メンバは、選択されている行の絶対位置に対応する整数値です。