1つ以上の列を水平方向または垂直方向にスクロールしないように設定して、常に表示することができます。 True DBGrid の SplitCollection は、隣接する列のグループを定義する一般的なメカニズムを提供し、スクロールしない固定列または固定行を実装するために使用できます。このチュートリアルでは、2つの水平スプリットを持つグリッドを作成するためのコードを記述し、左のスプリット内の2つの列を固定する方法を学びます。
以下の手順を実行します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
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Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load ' スプリットを追加します。 Me.C1TrueDBGrid1.InsertHorizontalSplit(0) '第1スプリットでは、第1列と第2列だけを残して、他のすべての列を隠します。 Dim x As Integer For x = 2 To Me.C1TrueDBGrid1.Columns.Count - 1 Me.C1TrueDBGrid1.Splits(0).DisplayColumns(x).Visible = False Next ' 第1スプリットに2列のみを表示し、リサイズできないように作成します。 With Me.C1TrueDBGrid1.Splits(0) .SplitSizeMode = C1.Win.C1TrueDBGrid.SizeModeEnum.NumberOfColumns .SplitSize = 2 .AllowHorizontalSizing = False End With '第1スプリットの第1列と第2列を固定したので、他のスプリットではそれらの列を隠すようにします。 Me.C1TrueDBGrid1.Splits(1).DisplayColumns(0).Visible = False Me.C1TrueDBGrid1.Splits(1).DisplayColumns(1).Visible = False ' 第2スプリットの行セレクタを非表示にします。 Me.C1TrueDBGrid1.Splits(1).RecordSelectors = False End Sub |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
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private void Form1_Load(System.object sender, System.EventArgs e) { //スプリットを追加します。 this.c1TrueDBGrid1.InsertHorizontalSplit(0); // 第1スプリットでは、第1列と第2列だけを残して、他のすべての列を隠します。 int x; for (x = 2 ; x < this.c1TrueDBGrid1.Columns.Count; x++) { this.c1TrueDBGrid1.Splits[0].DisplayColumns[x].Visible = false; } // 第1スプリットに2列のみを表示し、リサイズできないように作成します。 this.c1TrueDBGrid1.Splits[0].SplitSizeMode = C1.Win.C1TrueDBGrid.SizeModeEnum.NumberOfColumns; this.c1TrueDBGrid1.Splits[0].SplitSize = 2; this.c1TrueDBGrid1.Splits[0].AllowHorizontalSizing = false; // 第1スプリットの第1列と第2列を固定したので、他のスプリットではそれらの列を隠すようにします。 this.c1TrueDBGrid1.Splits[1].DisplayColumns[0].Visible = false; this.c1TrueDBGrid1.Splits[1].DisplayColumns[1].Visible = false; // 第2スプリットの行セレクタを非表示にします。 this.c1TrueDBGrid1.Splits[1].RecordSelectors = false; } |
スプリットを使用して、グリッド内の任意の場所に(中央でも)、スクロールしない固定列を作成できます。スプリットを使用すると、データを異なる方法で表示することもできます。たとえば、データベースの最初と最後のレコードを比較できるように、独立してスクロール(垂直方向)するスプリットを作成できます。詳細については、「 スプリットの使用方法を参照してください。
これでチュートリアル 14は終了です。