WinUI コントロール
C1DragHelper コンストラクタ

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ドラッグジェスチャを監視する対象の Microsoft.UI.Xaml.FrameworkElement
監視されるドラッグの種類を示します。操作終了後に DragDelta イベントが発生するように慣性フラグを他のフラグと組み合わせます(C1DragHelperMode.FreeDrag | C1DragHelperMode.Inertia など)。
何ピクセル動いたところでジェスチャが開始されるかを指定します。0 を設定すると、ジェスチャはポインタダウンで開始され、指定されたパラメータにかかわらず captureElementOnPointerPressed は true になります。そうでない場合、ジェスチャはマウスの移動で開始されます。デフォルト値は 1 です
ポインタ押下イベント(SL と WPF の MouseLeftButtonDown および WINUI の PointerPressed)で要素をキャプチャするか、最初のポインタ移動イベント(SL と WPF の MouseMove および WINUI の PointerMoved)で要素をキャプチャするかを示します。initialThreshold が 0 の場合、このパラメータは無視されます。マウスダウンで要素をキャプチャすると、サブ要素(ビジュアルツリー内のネストされた要素)で Click、DoubleClick、および MouseLeftButtonUp イベントが発生しなくなりますが、最初のマウス移動で要素をキャプチャすると、エンドユーザーが小さい要素をすばやくドラッグすることが難しくなる可能性があります。
マウスイベントが既に処理された後もドラッグジェスチャを監視するかどうかを示します。(これは、マウスジェスチャにのみ適用されます)
true に設定すると、Manipulation イベントを使用してジェスチャを監視します。そうでない場合は、Pointer イベントを使用します。
true に設定すると、左マウスボタンイベントではなく、右マウスボタンダウン/アップイベントを監視します(WINUI では、useManipulationEvents が false に設定されている場合にのみこれが適用されます)。
true に設定すると、ドラッグアクションがホールド操作によって開始されます。
新しい C1DragHelper を初期化します。
シンタックス
'宣言
 
Public Function New( _
   ByVal element As Microsoft.UI.Xaml.FrameworkElement, _
   Optional ByVal mode As C1DragHelperMode, _
   Optional ByVal initialThreshold As System.Nullable(Of Double), _
   Optional ByVal captureElementOnPointerPressed As System.Boolean, _
   Optional ByVal handledEventsToo As System.Boolean, _
   Optional ByVal useManipulationEvents As System.Boolean, _
   Optional ByVal useRightButton As System.Boolean, _
   Optional ByVal startByHolding As System.Boolean _
)
public C1DragHelper( 
   Microsoft.UI.Xaml.FrameworkElement element,
   C1DragHelperMode mode,
   System.Nullable<double> initialThreshold,
   System.bool captureElementOnPointerPressed,
   System.bool handledEventsToo,
   System.bool useManipulationEvents,
   System.bool useRightButton,
   System.bool startByHolding
)

パラメータ

element
ドラッグジェスチャを監視する対象の Microsoft.UI.Xaml.FrameworkElement
mode
監視されるドラッグの種類を示します。操作終了後に DragDelta イベントが発生するように慣性フラグを他のフラグと組み合わせます(C1DragHelperMode.FreeDrag | C1DragHelperMode.Inertia など)。
initialThreshold
何ピクセル動いたところでジェスチャが開始されるかを指定します。0 を設定すると、ジェスチャはポインタダウンで開始され、指定されたパラメータにかかわらず captureElementOnPointerPressed は true になります。そうでない場合、ジェスチャはマウスの移動で開始されます。デフォルト値は 1 です
captureElementOnPointerPressed
ポインタ押下イベント(SL と WPF の MouseLeftButtonDown および WINUI の PointerPressed)で要素をキャプチャするか、最初のポインタ移動イベント(SL と WPF の MouseMove および WINUI の PointerMoved)で要素をキャプチャするかを示します。initialThreshold が 0 の場合、このパラメータは無視されます。マウスダウンで要素をキャプチャすると、サブ要素(ビジュアルツリー内のネストされた要素)で Click、DoubleClick、および MouseLeftButtonUp イベントが発生しなくなりますが、最初のマウス移動で要素をキャプチャすると、エンドユーザーが小さい要素をすばやくドラッグすることが難しくなる可能性があります。
handledEventsToo
マウスイベントが既に処理された後もドラッグジェスチャを監視するかどうかを示します。(これは、マウスジェスチャにのみ適用されます)
useManipulationEvents
true に設定すると、Manipulation イベントを使用してジェスチャを監視します。そうでない場合は、Pointer イベントを使用します。
useRightButton
true に設定すると、左マウスボタンイベントではなく、右マウスボタンダウン/アップイベントを監視します(WINUI では、useManipulationEvents が false に設定されている場合にのみこれが適用されます)。
startByHolding
true に設定すると、ドラッグアクションがホールド操作によって開始されます。
解説
マウスダウンで要素をキャプチャすると、サブ要素(ビジュアルツリー内のネストされた要素)で Click、DoubleClick、および MouseLeftButtonUp イベントが発生しなくなりますが、最初のマウス移動で要素をキャプチャすると、エンドユーザーが小さい要素をすばやくドラッグすることが難しくなる可能性があります。
参照

C1DragHelper クラス
C1DragHelper メンバ