ベクターレイヤーでは、地理座標を使用してさまざまなオブジェクトをマップ上に配置できます。これにより、国境、県境などの行政界を描画したり、路線図、航路図などの地理情報な詳細を追加したりできます。
ベクターレイヤで使用できる主要なベクター要素を次に示します。
- VectorPolyline クラス: Polygon クラスに似ていますが、このオブジェクトは閉じた形状にする必要はありません。地理座標を使って折れ線が形成されます。用途の例として、道路や経路があります。
- VectorPolygon クラス: Polyline クラスに似ていますが、これは多角形を描画します。多角形は、接続線で閉じた形状を形成します。地理座標を使って多角形が形成されます。用途の例として、境界や領域があります。
- VectorPlacemark クラス: 地理的な場所に関連付けられたオブジェクト。プレースマークは、ピクセル座標で座標が表現される、スケールに依存しないジオメトリと、オプションのラベル(任意の UIElement)を持ちます。用途の例として、マップ上のラベル、アイコン、マークがあります。
詳細については、「Display Shapes」を参考してください。