Xamarin.Android のドキュメント
ズームとパン
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FlexChart のズームは、ZoomBehavior クラスを使用して実行できます。ズームを実装するには、C1.Android.Chart.Interaction 名前空間にある ZoomBehavior クラスのオブジェクトを作成し、それをパラメータとして Add メソッドに渡す必要があります。このメソッドは、ChartBase クラスの Behaviors プロパティを通して動作コレクションにアクセスして、ズーム動作を追加します。 さらに、ZoomMode プロパティを使用して、FlexChart でタッチベースのズームを有効にすることができます。このプロパティは、GestureMode 列挙を使用してズーム動作のジェスチャー方向を設定します。この列挙は、次の 4 つのズームモードを提供します。

次の図は、FlexChart をズームするとどのように表示されるかを示しています。

次のコード例は、C# でズームを実装する方法を示します。この例では、「クイックスタート」セクションで作成したサンプルを使用しています。

C#
コードのコピー
ZoomBehavior z = new ZoomBehavior();
z.ZoomMode = GestureMode.X;
flexchart.Behaviors.Add(z);

同様に、FlexChart でパンを実装するには、C1.iOS.Chart.Interaction 名前空間にある TranslateBehavior クラスのオブジェクトを作成し、それをパラメータとして Add メソッドに渡します。このメソッドは、ChartBase クラスの Behaviors プロパティを通して動作コレクションにアクセスして、平行移動動作を追加します。

次のコード例は、C# でパンを実装する方法を示します。この例では、「クイックスタート」セクションで作成したサンプルを使用しています。

C#
コードのコピー
TranslateBehavior t = new TranslateBehavior();
flexchart.Behaviors.Add(t);
        
flexchart.TranslationX = 10;
flexchart.TranslationY = 10;

ズームとパンに加えて、FlexChart では、Scale プロパティを通して、ビューに表示される相対的な値の範囲をカスタマイズできます。たとえば、これを 0.5 に設定すると、ビュー内の軸の 50% が表示されます(残りの 50% にはパンすることができます)。DisplayRange プロパティを通して、ビューに表示される絶対的な値の範囲を設定することもできます。このプロパティは、チャート軸、x 軸、または y 軸に対して別々に設定できます。