C1PropertyGrid コントロールには、いくつかの組み込みエディタがあります。エディタを指定しなかった場合、C1PropertyGrid には、各メンバのデフォルトのエディタが表示されます。エディタを指定したり、必要に応じてカスタムエディタを作成することもできます。AvailableEditors プロパティは、C1PropertyGrid コントロールで使用できるエディタを制御します。
C1PropertyGrid コントロールには、複雑なオブジェクト用のエディタは組み込まれていません。複雑なオブジェクトはデフォルトのエディタ(StringEditor)に表示され、そこに複雑なオブジェクトの文字列表現(tostring())が表示されます。複雑なオブジェクトを表示する場合は、カスタムエディタを作成することもできます。カスタムエディタの作成の詳細については、「カスタムエディタの作成」を参照してください。
次の組み込みエディタがあります。
エディタ | 説明 |
---|---|
BoolEditor | ブール値を編集する際に C1PropertyGrid によって使用されるデフォルトのエディタ。 |
BrushEditor | ブラシ値を編集する際に C1PropertyGrid によって使用されるデフォルトのエディタ。 |
ColorEditor | 色値を編集する際に C1PropertyGrid によって使用されるデフォルトのエディタ。 |
ColorPaletteEditor | カラーパレット値を編集する際に C1PropertyGrid によって使用されるデフォルトのエディタ。 |
EnumEditor | 列挙型値を編集する際にC1PropertyGrid によって使用されるデフォルトのエディタ。 |
ImageSourceEditor | イメージ値を編集する際に C1PropertyGridによって使用されるデフォルトのエディタ。 |
NumericEditor | 数値を編集する際に C1PropertyGrid によって使用されるデフォルトのエディタ。 |
StringEditor | 文字列値を編集する際に C1PropertyGrid によって使用されるデフォルトのエディタ。 |
UriEditor | URI 値を編集する際に C1PropertyGrid によって使用されるデフォルトのエディタ。 |
たとえば、次の図では、実行時に色値を編集できます。