FlexChart for WPF
凡例テキストの折り返し
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凡例テキストの折り返しは、凡例エントリを切り詰めるか複数の行に折り返して短くします。この機能を使用すると、凡例が占有するスペースを調整して、チャートの表示領域を柔軟に効率よく活用できます。

FlexChart は、各凡例エントリの最大幅を設定する LegendMaxWidth プロパティの値を超えた凡例テキストを折り返します。次の 2 つの方法で凡例エントリを管理できます。

FlexChart の凡例エントリに設定する最大幅は、テキストの折り返しとテキストの切り詰めの両方に影響を与えます。凡例エントリの最大幅を大きな値に設定すると、折り返されたり切り詰められる凡例テキストが少なくなります。

次の図に、複数の行に折り返された凡例テキストを示します。

次の図に、切り詰められた凡例テキストを示します。

 

次のコードは、FlexChart で凡例テキストの折り返しを実装する方法を示します。

<Chart:C1FlexChart x:Name="flexChart" 
                   ItemsSource="{Binding DataContext.Data}"
                   BindingX="Fruit"
                   LegendTextWrapping="Wrap"
                   LegendMaxWidth="80"
                   LegendPosition="Right">
    <Chart:Series SeriesName="系列1 (凡例テキストを折り返す)"
                  Binding="March"/>
    <Chart:Series SeriesName="系列2 (凡例テキストを折り返す)"
                  Binding="April"/>
    <Chart:Series SeriesName="系列3 (凡例テキストを折り返す)"
                  Binding="May"/>
</Chart:C1FlexChart>
flexChart.LegendTextWrapping = C1.Chart.TextWrapping.Wrap
flexChart.LegendPosition = C1.Chart.Position.Right
flexChart.LegendMaxWidth = 80
flexChart.LegendTextWrapping = C1.Chart.TextWrapping.Wrap;
flexChart.LegendPosition = C1.Chart.Position.Right;
flexChart.LegendMaxWidth = 80;
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