Maps for WPF/Silverlight
KmlReader クラス
メンバ  使用例 

C1.WPF.Maps.4.5.2 アセンブリ > C1.WPF.Maps 名前空間 : KmlReader クラス
KML ファイルと KMZ ファイルのインポート用のメソッドを含みます。
オブジェクト モデル
KmlReader クラス
シンタックス
'宣言
 
Public MustInherit NotInheritable Class KmlReader 
public static class KmlReader 
解説

KML は、地理情報の表現によく使用される XML ベースの言語です。

KML ファイルの作成、編集、および表示に使用できるツールは複数あります。

また、www.geocommons.com、www.esri.com など、無料または有料で KML ファイルや KMZ ファイルを 提供している会社もあります。

KMZ も、zip 圧縮された KML で構成される一般的な形式です。これも、 KmlReaderクラスでサポートされます。

KmlReaderクラスには、提供された KML ソースまたは KMZ ソースから ベクターオブジェクトのコレクションを作成する静的メソッドがあります。次に、これらのオブジェクトを C1VectorLayerに追加したり、マップ上に配置することができます。
使用例
下のコードは、ユーザーに KML ファイルまたは KMZ ファイルの指定を求め、 KmlReaderクラスを使用して情報を解析し、レイヤとマップに追加される要素を作成します。
// ユーザーに KML ファイルまたは KMZ ファイルの選択を求めます
var dlg = new OpenFileDialog();
dlg.Filter = "KML/KMZ geodata files (*.kml;*.kmz)|*.kml;*.kmz";
if (dlg.ShowDialog().Value)
{
  // ファイルを読み取り用として開きます
  using (var stream = dlg.File.OpenRead())
  {
    // KML/KMZ 項目を保持する新しいベクターレイヤを作成します
    var kmlLayer = new C1VectorLayer();
    
    // ファイルから項目を読み取り、新しいレイヤに追加します
    var kmlItems = KmlReader.Read(stream);
    foreach (var item in kmlItems)
    {
      kmlLayer.Children.Add(item);
    }
    
    // マップに新しいレイヤを追加します
    _c1map.Layers.Add(kmlLayer);
  }
}
継承階層

System.Object
   C1.WPF.Maps.KmlReader

参照

KmlReader メンバ
C1.WPF.Maps 名前空間