Reports for WPF
ActionHandlerBase クラス
メンバ  使用例 

C1.WPF.C1Report.4 アセンブリ > C1.C1Preview 名前空間 : ActionHandlerBase クラス
ユーザーが入力コントロールを操作したときに実行される処理を定義するための抽象基本クラス。
シンタックス
'宣言
 
Public MustInherit Class ActionHandlerBase 
public abstract class ActionHandlerBase 
解説

1つまたは複数の RenderInputBase 派生オブジェクトを含む C1PrintDocumentC1PrintPreviewControl などのサポートするビューアコントロールによって表示される場合、 各 RenderInputBase オブジェクトは、対応するコントロールをドキュメントページ上に生成します。 たとえば、RenderInputText は、ユーザーがテキストを入力できる textbox コントロールを生成し、 RenderInputButtonpushbutton を生成します。

ドキュメント内のそれらの入力コントロールの機能は「アクションハンドラ」を介して展開できます。 アクションハンドラは、多くの .NET コンポーネントのイベントに割り当てられる C# または VB イベントハンドラに似ています。 サポートされるイベントリストには、UserActionEnum 列挙体によって指定され、 マウスの click、マウスの enter/leave、キーボードフォーカスの enter/leave、 およびマウスの up/down のイベントが含まれます。

RenderInputBase 派生オブジェクト上のユーザーアクションに ハンドラを作成してアタッチするには、以下の一般的な手順に従います。

複数の InputAction オブジェクトを 単一の描画入力コントロールに関連付けることができることに注意してください。

使用例
次の例では、クリックされたときに現在のドキュメントの最終ページにジャンプする ボタンをドキュメントに追加する方法を示します。
C1PrintDocument doc = new C1PrintDocument();
// 最終ページにジャンプするアクションハンドラを作成します。
ActionHandlerLink ahl = new ActionHandlerLink(new C1LinkTargetPage(PageJumpTypeEnum.Last));
// 入力アクションを作成して、そのプロパティを設定します。
InputAction ia = new InputAction();
ia.ActionHandler = ahl;
ia.UserAction = UserActionEnum.Click;
// ボタンを作成して、入力アクションをそのアクションに追加します。
RenderInputButton rbtn = new RenderInputButton("Jump to last page");
rbtn.InputActions.Add(ia);
// ボタンをドキュメントに追加します。
doc.Body.Children.Add(rbtn);
// その他のコンテンツをドキュメントに追加します。
継承階層

System.Object
   C1.C1Preview.ActionHandlerBase
      C1.C1Preview.ActionHandlerFile
      C1.C1Preview.ActionHandlerHistoryNext
      C1.C1Preview.ActionHandlerHistoryPrev
      C1.C1Preview.ActionHandlerLink
      C1.C1Preview.ActionHandlerPageSetup
      C1.C1Preview.ActionHandlerPageView
      C1.C1Preview.ActionHandlerPrint
      C1.C1Preview.ActionHandlerReflow

参照

ActionHandlerBase メンバ
C1.C1Preview 名前空間