RichTextBox for WPF は、WPF で使用できる最も完成度が高いリッチテキストエディタです。書式設定されたテキストをロードして編集し、HTML ドキュメントまたは RTF ドキュメントとして保存できます。C1RichTextBox コントロールは、さまざまな書式設定、行の自動折り返し、HTML と RTF のインポート/エクスポート、テーブルのサポート、画像、注釈などを提供します。
C1.WPF.RichTextBox.4 または C1.Silverlight.RichTextBox.5 アセンブリには、C1RichTextBox コントロールと C1Document オブジェクトという2つの主要なオブジェクトがあります。
C1RichTextBox は、書式設定されたテキストを表示および編集するための強力なテキストエディタです。C1RichTextBox は、フォント、背景色、前景色、リスト、ハイパーリンク、イメージ、境界などの一般的な書式設定オプションをすべてサポートします。C1RichTextBox は、HTML 形式のドキュメントのロードと保存もサポートします。
C1Document は、C1RichTextBox のコンテンツを表すクラスで、WPF の FlowDocument クラスに似ています。WPF と同様に、C1Document はいくつかの要素(C1Block オブジェクト)積み重ねて構成され、それぞれの要素はまたいくつかのインライン要素(C1Run オブジェクト)で構成されています。
アプリケーションの多くはこの C1RichTextBox コントロールのみを処理し、このコントロールによってドキュメントは単純に線形的に表示されます。ドキュメント構造に完全にアクセスし、ドキュメントを直接作成したり管理するために、C1Document クラスが提供するリッチオブジェクトモデルを選択するアプリケーションもあります。
また、C1RichTextBoxToolbar コントロールや C1SpellChecker コンポーネントなどの関連する要素を使用して、C1RichTextBox コントロールの機能を拡張できます。C1RichTextBoxToolBar は、C1.WPF.RichTextBox.Toolbar.4 または C1.Silverlight.RichTextBox.Toolbar.5アセンブリに含まれるリボン形式のツールバーです。C1RichTextBoxToolBar コントロールを追加して C1RichTextBox コントロールにリンクし、十分な機能を持つリッチテキストエディタを簡単に作成できます。C1SpellChecker は、C1.WPF.SpellChecker.4 または C1.Silverlight.SpellChecker.5 アセンブリにあり、これを使用してエディタにスペルチェック機能を追加できます。