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業務アプリケーションのカレンダー画面では、業種によって1日の内容はさまざまです。1日の予定が1セルで済むケースはまれで、1セルが1時間を示すとも限りません。
たとえばある業種ではAMとPMを示す2つのセルだけで十分かもしれませんが、他の業種では15分を1セルで表す96セルが必要になるかもしれません。1営業日は8時間かもしれませんし、3交代で24時間制かもしれません。一方、年月日の単位はほとんどの場合共通です。
このため、CalendarGrid は「1日の予定」を開発者が自由に定義することができる一方、年月日に応じた部分はCalendarGridが受け持ちます。
このように共通する処理がCalendarGridによってコンポーネント化されていることで、開発者は年月日の処理にわずらわされることなく、カレンダー上で行われる入力処理や情報の表示に集中できるようになっています。
CalendarGridは、デザイナで定義された「ある1日」のレイアウトをカレンダーの月日の並びにしたがって自動的に並べることでカレンダー画面を構築します。
この「ある1日」はExcelに似たセルベースのデザイナを使用して、行の挿入や列の削除、セルの結合を組み合わせてカスタマイズできます。
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