DioDocs for Excel
DioDocs for Excel
左右端に列の繰り返し
機能 > 印刷 > 印刷設定 > 左右端に列の繰り返し

ワークシートの左端と右端に列を繰り返して表示するように設定するには、IPageSetup インタフェースのPrintTitleColumnsプロパティとPrintTailColumns プロパティを使用できます。

DioDocs for Excelでは、エクスポートされたファイルで特定のタイトル列と最終列を繰り返すレポートを作成する場合は、本機能が役立ちます。特定の列をページの左端と右端に繰り返す機能で、多数の列を含むスプレッドシートを処理して視覚化することが簡単と迅速になります。

繰り返す列を含むスプレッドシートをPDFファイルにエクスポートする際、右端に繰り返す列は、そのインデックスがページの最終列のインデックスより大きい場合のみエクスポートされます。例えば、印刷領域が「A1:J200」の場合、右側で繰り返す列を「$I:$J」に設定すると、「$I:$J」列が各ページに繰り返して印刷されます。繰り返す列を「$K:$L」に設定すると、その列のインデックスが印刷領域より大きいため、「$K:$L」の列が印刷されません。

次のサンプルコードは、右端に繰り返す列を設定する方法を示します。

C#
コードのコピー
//ワークブックを初期化します
Workbook workbook = new Workbook();
        
//既存のワークシートを取得します
IWorksheet worksheet = workbook.Worksheets[0];

//ワークシートにセルを設定します
var range = worksheet.Range["A1:J200"];
for (int i = 0; i < 200; i++)
    for (int j = 0; j < 8; j++)
    {
        range.Cells[i, j].Value = i.ToString();
        range.Cells[i, 8].Value = "Col I";
        range.Cells[i, 9].Value = "Col J";
    }

//PDFを保存する際に各ページの右端でIからJまでの列を繰り返します
worksheet.PageSetup.PrintTailColumns = "$I:$J";

//ワークブックをPDFとして保存します
workbook.Save(@"ConfigureTailColumns.pdf", SaveFileFormat.Pdf);

次のサンプルコードは、左側に繰り返す列を設定する方法を示します。

C#
コードのコピー
//左端に繰り返す列を設定します
worksheet.PageSetup.PrintTitleColumns = "$D:$G";