DioDocs for Excel
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ページのヘッダーとフッターの設定
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DioDocs for Excel では、IPageSetupインタフェースの LeftHeaderLeftFooterCenterFooterRightHeaderCenterHeader、およびRightFooterプロパティを使用して、ページのヘッダーとフッターを設定することができます。

なお、各プロパティに設定できる書式文字列には以下のようなものがあります。

C#
コードのコピー
//PageHeaderおよびPageFooterを設定します
//ページのヘッダーを設定します
worksheet.PageSetup.LeftHeader = "&\"Arial,Italic\"LeftHeader";
worksheet.PageSetup.CenterHeader = "&P";

//ページのフッターグラフィックを設定します
worksheet.PageSetup.CenterFooter = "&G";
worksheet.PageSetup.CenterFooterPicture.Filename = @"Resource\logo.png";
            

特別な設定が必要な場合は、次のタスクを実行して、ページのヘッダーとフッターの設定をカスタマイズすることもできます。

  1. 先頭ページのヘッダーとフッターの設定
  2. 偶数ページのヘッダーとフッターの設定

先頭ページのヘッダーとフッターの設定

先頭ページに別のヘッダーとフッターを設定する場合は、最初に IPageSetup インタフェースのDifferentFirstPageHeaderFooterプロパティを true に設定する必要があります。次に、IPageSetup インタフェースのプロパティを使用して、先頭ページのヘッダーとフッターを設定することができます。

C#
コードのコピー
//先頭ページのヘッダーとフッターを設定します
worksheet.PageSetup.DifferentFirstPageHeaderFooter = true;

worksheet.PageSetup.FirstPage.CenterHeader.Text = "&T";
worksheet.PageSetup.FirstPage.RightFooter.Text = "&D";

//先頭ページのヘッダーとフッターのグラフィックを設定します
worksheet.PageSetup.FirstPage.LeftFooter.Text = "&G";
worksheet.PageSetup.FirstPage.LeftFooter.Picture.Filename = @"Resource\logo.png";

偶数ページのヘッダーとフッターの設定

すべての偶数ページに別のヘッダーとフッターを設定する場合は、最初にOddAndEvenPagesHeaderFooterプロパティを true に設定する必要があります。次に、IPageSetup インタフェースのプロパティを使用して、偶数ページのヘッダーとフッターを設定することができます。

C#
コードのコピー
//偶数ページのヘッダーとフッターを設定します
worksheet.PageSetup.OddAndEvenPagesHeaderFooter = true;

worksheet.PageSetup.EvenPage.CenterHeader.Text = "&T";
worksheet.PageSetup.EvenPage.RightFooter.Text = "&D";

//偶数ページのヘッダーとフッターのグラフィックを設定します
worksheet.PageSetup.EvenPage.LeftFooter.Text = "&G";
worksheet.PageSetup.EvenPage.LeftFooter.Picture.Filename = @"Resource\logo.png";
            

 

ページ番号・総ページ数に対する計算

DioDocs for Excel では、ページヘッダーとページフッター内でのページ番号と総ページ数に対する計算をサポートしています。サポートしているのは、加算(+)と減算(-)の演算子による計算です。 これらの計算は、PDFや物理プリンターへの印刷など、IWorksheet インターフェースのPageSetup プロパティのカスタムヘッダー/フッターが機能するすべてのページ出力処理で機能します。

DioDocs for Excel では、ページ番号と総ページ数に対する以下のような計算式がサポートされます。

数式 説明
&P+number ページ番号に特定の数を加えた数字を出力します。
&P-number ページ番号から特定の数を引いた数字を出力します。
&N+number 総ページ数に特定の数を加えた数字を出力します。
&N-number 総ページ数から特定の数を引いた数字を出力します。
メモ: “number” に設定できる値は、32ビットの正の整数のみです。
C#
コードのコピー
// ワークブックを新規に生成します
var workbook = new Workbook();

// Excelファイルを開きます
workbook.Open("PageSetup Demo.xlsx");

// 先頭のワークシートを取得します
IWorksheet worksheet = workbook.Worksheets[0];

// ページヘッダー/フッターを設定します
/* &P+1 :ページ番号に1加えた数字を表示
   &N+1 :総ページ数に1加えた数字を表示 */
worksheet.PageSetup.RightHeader = "Page header example &P+1 of &N+1";
worksheet.PageSetup.RightFooter = "Page footer example &P+2 of &N+2";
worksheet.PageSetup.CustomPaperSize(8.5,6);

// ワークブックをPDF形式で保存します
workbook.Save("ConfigHeaderFooterPageNumberCalc.pdf");