DioDocs for Excel
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シートスタイルの設定
機能 > スタイル > シートスタイルの設定

セルの各種塗りつぶしスタイルの設定、セル境界線のカスタマイズ、スプレッドシートのフォントの設定などのアクションを実行することで、ワークシートにスタイリングを適用できます。

塗りつぶしの設定

IRangeインタフェースのInteriorプロパティを使用すると、セルの塗りつぶしスタイルを設定できます。セル背景には、単色塗りつぶし、パターン塗りつぶし、グラデーション塗りつぶしの 3 種類があります。

単色塗りつぶし

IInteriorインタフェースのPatternプロパティを設定すると、セルの塗りつぶしスタイルを単色に指定できます。

単色塗りつぶしを設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//B5の単色塗りつぶし
worksheet.Range["B5"].Interior.Pattern = Pattern.Solid;
worksheet.Range["B5"].Interior.Color = Color.FromArgb(255, 0, 255);

セルの塗りつぶしスタイルを設定した後に、セルの背景色も変更する場合は、このドキュメントの「色の設定」を参照してください。

パターン塗りつぶし

Interior インタフェースの Pattern プロパティを有効なパターンタイプの 1 つに設定することで、セルにパターン塗りつぶしを実行できます。

パターン塗りつぶしも、背景色と前景色の 2 つの部分で構成されています。

IInteriorインタフェースのColorColorIndexThemeColorTintAndShadeのいずれかのプロパティを使用して、背景色を設定できます。また、PatternColorPatternColorIndexPatternThemeColorPatternTintAndShadeのいずれかのプロパティを使用して、前景色を設定することもできます。

パターン塗りつぶしを設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//A1のパターン塗りつぶし
worksheet.Range["A1"].Interior.Pattern = Pattern.LightDown;
worksheet.Range["A1"].Interior.Color = Color.FromArgb(255, 0, 255);
worksheet.Range["A1"].Interior.PatternColorIndex = 5;

グラデーション塗りつぶし

IInteriorインタフェースのGradientプロパティを使用して、セルにグラデーション塗りつぶしを実行できます。

グラデーション塗りつぶしには、直線グラデーション塗りつぶしと四角形グラデーション塗りつぶしの 2 種類があります。

直線グラデーション塗りつぶし

直線グラデーション塗りつぶしの設定には、ILinearGradientインタフェースのプロパティとメソッドを使用します。

直線グラデーション塗りつぶしを設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//C1のグラデーション塗りつぶし
worksheet.Range["C1"].Interior.Pattern = Pattern.LinearGradient;
(worksheet.Range["C1"].Interior.Gradient as ILinearGradient).ColorStops[0].Color = Color.FromArgb(255, 0, 0);
(worksheet.Range["C1"].Interior.Gradient as ILinearGradient).ColorStops[1].Color = Color.FromArgb(255, 255, 0);

(worksheet.Range["C1"].Interior.Gradient as ILinearGradient).Degree = 90;

四角形グラデーション塗りつぶし

また、四角形グラデーション塗りつぶしの設定には、IRectangularGradientインタフェースのプロパティとメソッドを使用します。

四角形グラデーション塗りつぶしを設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//E1の四角形グラデーションの塗りつぶし
worksheet.Range["E1"].Interior.Pattern = Pattern.RectangularGradient;
(worksheet.Range["E1"].Interior.Gradient as IRectangularGradient).ColorStops[0].Color = Color.FromArgb(255, 0, 0);
(worksheet.Range["E1"].Interior.Gradient as IRectangularGradient).ColorStops[1].Color = Color.FromArgb(0, 255, 0);

(worksheet.Range["E1"].Interior.Gradient as IRectangularGradient).Bottom = 0.2;
(worksheet.Range["E1"].Interior.Gradient as IRectangularGradient).Right = 0.3;
(worksheet.Range["E1"].Interior.Gradient as IRectangularGradient).Top = 0.4;
(worksheet.Range["E1"].Interior.Gradient as IRectangularGradient).Left = 0.5;

フォントの設定

ワークシートのフォントは、IRangeインタフェースのFontプロパティを使用してカスタマイズできます。

ワークシートのフォントスタイルを設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//フォントを設定します
worksheet.Range["A1"].Value = "GcExcel";
worksheet.Range["A1"].Font.ThemeColor = ThemeColor.Accent1;
worksheet.Range["A1"].Font.TintAndShade = -0.5;
worksheet.Range["A1"].Font.ThemeFont = ThemeFont.Major;
worksheet.Range["A1"].Font.Bold = true;
worksheet.Range["A1"].Font.Size = 20;
worksheet.Range["A1"].Font.Strikethrough = true;

境界線の設定

ワークシートの境界線は、IRangeインタフェースのBordersプロパティを使用してカスタマイズできます。

ワークシート内の境界線を設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//境界線を設定します
worksheet.Range["A1:B5"].Borders.LineStyle = BorderLineStyle.DashDot;
worksheet.Range["A1:B5"].Borders.ThemeColor = ThemeColor.Accent1;

worksheet.Range["A1:B5"].Borders[BordersIndex.EdgeRight].LineStyle = BorderLineStyle.Double;
worksheet.Range["A1:B5"].Borders[BordersIndex.EdgeRight].ThemeColor = ThemeColor.Accent2;
worksheet.Range["A1:B5"].Borders[BordersIndex.DiagonalDown].LineStyle = BorderLineStyle.Double;
worksheet.Range["A1:B5"].Borders[BordersIndex.DiagonalDown].ThemeColor = ThemeColor.Accent5;

数値書式の設定

ワークシート内の数値書式は、IRangeインタフェースのNumberFormatプロパティを使用して設定できます。

ワークシート内の数値書式を設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//数値書式を設定します
worksheet.Range["A5"].Value = 12;
worksheet.Range["A5"].NumberFormat = "$#,##0.00";

配置の設定

ワークシートの配置のカスタマイズには、IRangeインタフェースのHorizontalAlignmentプロパティ、VerticalAlignmentプロパティ、AddIndentプロパティ、およびReadingOrderプロパティのいずれかを使用します。

ワークシート内の配置を設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//配置を設定します
worksheet.Range["B8"].HorizontalAlignment = HorizontalAlignment.Distributed;
worksheet.Range["B8"].AddIndent = true;
worksheet.Range["B8"].VerticalAlignment = VerticalAlignment.Top;
worksheet.Range["B8"].ReadingOrder = ReadingOrder.RightToLeft;

保護の設定

ワークシートの保護は、IRangeインタフェースのFormulaHiddenプロパティおよびLockedプロパティを使用して設定できます。

ワークシートの保護を設定する方法については、次のサンプルコードを参照してください。

C#
コードのコピー
//保護を設定します
worksheet.Range["C4"].Locked = true;
worksheet.Range["C4"].FormulaHidden = true;