DioDocs for Excel
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ドキュメントプロパティ
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ドキュメントプロパティは、作成者、件名、カテゴリ、コメント、作成日、前回保存日時など、ドキュメントに関する有用な詳細を特定するのに使用されます。DioDocs for Excelでは、Excelドキュメントにエクスポートおよび表示できる組み込みドキュメントプロパティとユーザー設定のドキュメントプロパティを保存できます。また、Author、Title、Subject、Comments、CreatedDate、LastSavedTimeのいくつかの組み込みプロパティをPDFドキュメントにエクスポートすることもできます。

メモ: PDFでサポートされているドキュメントのプロパティの詳細については、「ドキュメントプロパティへの対応」を参照してください。

IDocumentPropertyインタフェースは、ドキュメントのプロパティを表し、次のプロパティが含まれます。

IWorkbookインタフェースのBuiltInDocumentPropertyCollectionは、組み込みプロパティのコレクションです。組み込みプロパティを設定するには、BuiltInDocumentPropertiesプロパティでAuthor、Subjectなどの値を設定できます。

IWorkbookインタフェースのCustomDocumentPropertyCollectionには、オーバーロードされたAddメソッドとAddLinkToContentメソッドを提供します。オーバーロードされたAddメソッドを使用して、文字列、ブール値、日付時刻値、倍精度値、または整数値を含む新しいカスタムドキュメントのプロパティを作成できます。また、AddLinkToContentメソッドを使用して、名前付きセルにリンクされる新しいドキュメントのプロパティを作成できます。AddLinkToContentメソッドには、「name」および「source」のパラメータがあり、「source」は名前付き範囲を示します。名前付き範囲を削除する場合は、カスタムプロパティに最終保存された値が保存されます。名前付き範囲が複数のセルを参照している場合は、左上隅のセルの値が使用されます。

次のコードは、AuthoとCompanyの組み込みプロパティを設定し、カスタムドキュメントプロパティを追加する方法を示します。

C#
コードのコピー
IWorkbook workbook = new Workbook();
IWorksheet worksheet = workbook.Worksheets[0];
worksheet.Range["A1"].Value = "hello";

//定義された名前を追加します
workbook.Names.Add("Headings", "=Sheet1!$A$1");

//組み込みのドキュメントプロパティの値を設定します
workbook.BuiltInDocumentProperties.Author = "John";
workbook.BuiltInDocumentProperties.Company = "GrapeCity";

//カスタムドキュメントプロパティを追加します
 IDocumentProperty property = workbook.CustomDocumentProperties.AddLinkToContent("Detail", "Headings");
var value = property.Value; //値は「Hello」です
var type = property.Type; //データ型は文字列です

workbook.Save("DocumentProperties.xlsx");
workbook.Save("DocumentProperties.pdf");

使用制限

DioDocs for Excelでは、次のドキュメントプロパティがサポートされていません。