OptionalContentGroup 型の別名

OptionalContentGroup: { creatorInfo?: { Creator: string; Subtype: string }; exportState?: "ON" | "OFF"; id: string; intent?: "View" | "Design"; name: string; printState?: "ON" | "OFF"; type: "OCG" | string; viewState?: "ON" | "OFF"; visible: boolean; zoom?: { max?: number; min?: number } }

PDF ドキュメントの「レイヤー」とも呼ばれるオプション コンテンツ グループ (OCG) を表します。OCG を使用すると、ユーザーの操作や表示条件に基づいてコンテンツを動的に表示または非表示にすることができます。ISO 32000-2 で定義されています。

型宣言

  • オプション creatorInfo?: { Creator: string; Subtype: string }

    オプションのコンテンツ グループを作成したアプリケーションに関するメタデータ。これは、アプリケーション固有のデータを格納するオプションの辞書です。

    • Creator: string

      グループを作成したアプリケーションの名前。

    • Subtype: string

      グループの対象となるコンテンツ タイプ。推奨される値は次のとおりです。

      • "Artwork" - グラフィックデザインや出版アプリケーション向け。
      • "Technical" - 回路図や建築設計図などの技術図面用。
  • オプション exportState?: "ON" | "OFF"

    グループのエクスポート状態。 「ON」 の場合、このグループのコンテンツはエクスポートされた出力に含まれます (保存、フラット化など)。「OFF」 の場合、このグループのコンテンツはエクスポートから除外されます。

  • id: string

    オプションのコンテンツ グループの一意の識別子。

  • オプション intent?: "View" | "Design"

    グループ内のグラフィックの目的の使用を指定します。PDF プロセッサは、この目的に基づいてコンテンツを選択的にレンダリングする場合があります。

    • "View": 画面上での表示を目的としています (デフォルト)。
    • "Design": デザイン関連のコンテンツを対象としています。

    "Design"を指定する場合は、creatorInfo エントリも含める必要があります。

  • name: string

    オプションのコンテンツ グループの表示名。

  • オプション printState?: "ON" | "OFF"

    グループの印刷状態。「ON」 の場合、グループは印刷されます。「OFF」 の場合、グループは印刷出力で非表示になります。

  • type: "OCG" | string

    オプションのコンテンツ グループのタイプ。「OCG」(オプションのコンテンツ グループ) が標準タイプですが、カスタム タイプを使用することもできます。

  • オプション viewState?: "ON" | "OFF"

    ドキュメントを開いたときのグループの初期表示状態。「ON」 の場合、グループはデフォルトで表示されます。「OFF」 の場合、グループはデフォルトで非表示になります。

  • visible: boolean

    ビューア内のグループの現在の表示状態。これは必ずしもドキュメント内のデフォルトの状態を反映するものではありません。

  • オプション zoom?: { max?: number; min?: number }

    このオプションのコンテンツ グループを表示するズーム レベルの範囲を定義します。

    • オプション max?: number

      グループを非表示にする最大ズーム レベル。デフォルト: Infinity (どのズーム レベルでも常に表示されます)。

    • オプション min?: number

      グループが表示される最小ズーム レベル。デフォルト: 0 (どのズーム レベルでも常に表示されます)。